今回は、わが家のパパの「思っていた育児と違う!」といった、育児の理想と現実のギャップTOP3を紹介します。夫は家事にも協力的で子どもを溺愛しているので、そんなにギャップはなかったかな? と私は思っていたのですが、夫には夫なりの苦労があったようです。みなさんの旦那さんはどうですか?
パパと遊べるのは数年後
生まれてすぐの赤ちゃんは授乳して寝るだけ、ということは聞いていたけれど、本当にそれだけでびっくり。おむつを替えているときはともかく、寝ているときは「生きてるの?」とドキドキしたそうです。
こんなに小さくてふにゃふにゃの赤ちゃんが動き回るなんて、信じられなかったのだとか。出産前に「あれして遊ぼう」「これもしよう」と考えていた計画を、一旦すべてお蔵入りにした夫でした。
「パパは嫌!」がキツイ
赤ちゃんに人見知りがあることは知っていたけれど、まさかパパにまで人見知りをするとは思わなかった……。夫は、わが子に人見知りをされたときに「毎日抱っこをして、おむつも替えたのになんで?」という気持ちでいっぱいだったそうです。
また、思っていたよりもわが子に「嫌!」をされると心に刺さるのだとか。「会社の部長と面談するよりつらい……」と、こぼしていました。心に刺さる部分が違うとかなんとか。人見知りが始まって、人見知りが終わる半年~1年ごろがとくにつらかったようです。
妻のサポートがメイン
事前に通った赤ちゃん教室では、お風呂の入れ方などを習ったけれど、本当に役立ったのはそうじや洗濯などの“家事スキル”のほう! 食べさせたり、あやしたりは妻のほうがうまくて安定する……。自分ができることは、ちょっとした抱っこと家事メインということに驚きとともにさみしい気持ちが……。母と子の絆には入れないのかと、夫は密かに落ち込んだそうです。
完全母乳だったことも拍車をかけたのかもしれません。ごめんね、パパ……。ありがとう、パパ……。1歳までは「ママ、ママ!」だった子どもも、現在はパパと外遊びが大好きな子になりました。パパ、本当にいつもありがとうございます!
著者:中浦明子
一児(女の子)の母。結婚を機に書店員を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は子どもと散歩、子どもと行けるカフェの開拓。