現在、わが家の第二子である長男は、魔の2歳児と呼ばれる時期の真っ只中! 第一子の長女に魔の2歳児がなかったので、長男にソレがやってきたことが正直うれしかったりもします。今回は、そんな長男の魔の2歳児っぷりをお伝えします。
気に入らなければ、寝そべる
「遊びたいのに親がもう帰ると言う」「エレベーターに乗せてくれない」「食べたいのに親がダメと言う」など、自分の意にそぐわないことを親が要求すると、息子はその場にすぐゴロンと寝そべります。道でもトイレでもレストランでもおかまいなしです。
大声で泣き叫びながら横になることもありますが、ぐんなりと完全脱力して寝そべることもあり、なかなか動かせないのでかなり手強いです。周囲の人がなごやかに笑ってくれることがせめてもの救いです。
気に入らなければ、のけ反る
「今、ベビーカーにだけは乗りたくない」「また自転車に乗せるつもり!?」「レストランのベビーチェアは大嫌いさ!」「ショッピングカートなんかにオレ様を乗せるな」。そんな息子の意思表示の手段として、のけ反りがあります。息子はこののけ反りの有効性を熟知しています。
ちょっと前まではひょいと抱っこして乗せられたのに、2歳を過ぎると脚の力が強くなり、体重も重くなってきているので座らせるだけでママは汗だくです。
気に入らなければ、壊す
魔の2歳児だからなのか、わが息子だけなのかわかりませんが、とにかくいろいろなものが壊れます。
今のブームは木のブラインドを破壊することで、家族から何かダメ出しをされると「わ~!」と叫びながらブラインドに突進しています。ブラインドの1つにぶら下がって完璧に破壊、引き出しのチャイルドロックを破壊、炊飯器をひっくり返して破壊など……。叱ると注目されるのがうれしいのかエスカレートしていきます。
小さな怪獣の所業には手を焼くことばかりですが、内心「ま、そんなもんだよね」と私は思っています。危ないときはビシっと言い聞かせますが、次に何をやらかすのかちょっと怖いけれど実は期待している気持ちも! 手のかかる魔の2歳児ですが、安全には気を配り、気長に見守りたいと思っています。
著者:伊川遥
女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。