スーパーなどで、よく見かける子どものイヤイヤ。地面に転がって泣き叫び始めると、買い物どころではなくなってしまいます。買い物をしているときのわが子のイヤイヤの様子と一緒に私がおこっている対策などを紹介します。
事前に約束する!
イヤイヤに備えて、買い物へ行く前に「今日はおもちゃを買わないよ。約束してくれる?」と事前に約束しています。これで我慢してくれるとうれしいけれど、実際には我慢できないこともしばしば。「これがほしい!」と言っておもちゃを握りしめるわが子に、思わず「ダメ!」と言いたくなりますが、言葉を変えて「今日はおもちゃを買わない約束をしたよね」と言い聞かせています。駄々をこねても「約束は守ろう」と言い聞かせて乗り切れることもありました。
毅然とした態度を貫く
泣き叫ばれたら困るので、子どもの願望を受け入れる……。ときには対応するのが面倒で、買う予定じゃなかったおもちゃやお菓子を買ってしまうこともあります。たまにはいいかもしれませんが、毎回となると「子どもは泣いたら買ってもらえる」と思ってしまう……。そう心配した私は、できるだけ「今日は買わない」という毅然とした態度を貫くようにしています。
とにかく落ち着くまで待つ
イヤイヤがエスカレートすると、子どもが地面に転がってイヤイヤすることもありました。こうなると何を言っても聞いてくれません……。
そんなとき、わが家ではとにかく落ち着くまで待ちます。まわりに迷惑がかかると感じた場合は、子どもを抱っこして外へ移動。「我慢できないなら家へ帰ろう」と伝え、ときには買い物を中断して家に帰ることも。せっかくの楽しい買い物の時間、この決断はつらいですが、わが子の成長につながると信じてそうしています。
何を提案しても「イヤ!」という返事が返ってくることもしばしば。あれもこれも子どもの「イヤ!」に真剣に向き合っているとしんどいですよね。時期が過ぎれば落ち着いてくるもの、と割り切って対応しています!
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。