テンションMAXの娘とプールへ
娘が3歳のころ、家族3人でスパ施設へ行った日のことです。そこは、水着を着てプールと温泉の両方を楽しめる施設でした。プールが楽しみで仕方ない娘は、更衣室でもじっとしていられません。
「早く行こう!」と騒ぐ娘をなんとか着替えさせ、ようやくプールへ。水の中ではしゃぐ娘の姿に、私も大満足! しっかり遊んだあとは、水着のまま温泉へ向かいました。
温泉で温まったあとは、更衣室へ戻り着替えることに。しかし、ロッカーを開けたそのとき、私は思わず目を疑いました。
更衣室での赤面ハプニング!
なんと、自分の下着が見当たらないのです……。ロッカーの中を必死に探しましたが、やはり見つかりません。思い返すと、水着に着替えるときに娘に気を取られ、脱いだ下着をロッカーにきちんと入れたかどうか記憶が曖昧です。
もしかしたら、外に出しっぱなしのまま遊びに行ってしまったのかもしれません。「受付に聞きに行こう」と思っても、裸にタオルでは外には出られず……。
夫に助けを求めたかったけれど、まだ温泉に入っているのか連絡がつきませんでした。恥ずかしさをこらえつつ、私は下着をつけずにそのまま洋服を着ました。
受付の人に“すべて”バレている…!?
娘を連れて、胸元を腕で隠しながら受付へ。意を決して「下着が届いていませんか?」と聞くと、「ありますよ」と笑顔の返答! 受け取った下着はたしかに私のものだったので、お礼を伝え、赤面しながら急いで更衣室に戻りました。
改めて思い出しても、穴があったら入りたいくらい恥ずかしい気持ちになります。受付で対応してくれたのは女性だったものの、自分の下着を人に見られ、しかも今それを身につけずにいることまで知られてしまったわけですから……。
まさか自分が下着を出しっぱなしにしてしまうなんて想像もしませんでした。子どもがいると慌てて、思いがけないミスをすることもありますが、これほど恥ずかしい体験は初めてです。それ以来、プールや温泉に行ったときは必ず、下着をしっかりロッカーに入れたか何度も確認しています。もう二度と、あんな恥ずかしい思いはしたくありません!
著者:宮田 さや/30代女性。2019年生まれ・発達ゆっくりさんな娘のママ。子育ての合間に勉強し、幼稚園教諭と保育士の資格を取得。子どもと関わる仕事に憧れつつも、現実はワンオペ育児に奮闘中。趣味は旅行で、近々、旅行先で惹かれた地域に移住予定。自分にも娘にも甘めで、毎日ゆるゆる、楽しく過ごしている。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)