記事サムネイル画像

「ズボンまで濡れる…」でも尿漏れじゃない?受診後に判明したまさかの病名は【体験談】

まだ仕事をしていたころのことです。年齢のせいか毎日疲れが取れず、体も重く感じていました。そんななか、恥ずかしい話ですが、自分の意識とは関係なく下着が汚れるようになったのです。 

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
女性医療クリニック院長

乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

ズボンまで濡れるほどの違和感

下着が汚れるようになった原因が、尿漏れなのかおりものなのかわからず、最初は少量でしたが、次第に量が増えていきました。

 

やがてパットを当てるようになり、30分ほどで交換しないと漏れてズボンが濡れてしまうこともありました。そのころには足のむくみもひどくなり、体がとてもつらかったのを覚えています。

 

まさかの診断名は

そんなある日、下半身に強い違和感を覚え、婦人科を受診しました。すると、子宮の内部にあった筋腫が、子宮口を超えて飛び出て腟内に出てきている「子宮筋腫分娩(しきゅうきんしゅぶんべん)」と言われたのです。

 

「大きな病院でなければ処置できない」と紹介状を渡され、そのまま別の病院を受診しました。診察の結果、手術が必要とのことで、幸いにもそれほど待たずに手術を受けることができました。

 

 

悩んでいた不快感が解消

手術後は、あれほど悩まされていた多量のおりもののような分泌物もなくなり、足のむくみも改善しました。現在は半年に一度の通院を続けています。

 

振り返ると、婦人科検診をさぼっていた時期にこのような事態になってしまいました。以前、子宮ポリープが大きくなって手術した経験があるのに、どうして検診を後回しにしてしまったのだろうと後悔しました。

 

まとめ

忙しさにかまけて自分の体と向き合うことを怠っていたのだと思います。この経験を通して、無理をせず体調の変化に耳を傾けることの大切さを強く感じました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:持田たま子/50代女性・主婦。

イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!

 


シニアカレンダー編集部

「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP