“冷凍こんにゃく”で食感が激変!?唐揚げにしてみた♡
冷凍するとお肉のような食感に近づく食材とは、「こんにゃく」です。
こんにゃくといえばおでんや甘辛煮など、ぷるぷるとした食感が特徴で、お肉の食感とは似ている印象がありませんよね!
ですが、こんにゃくは一度冷凍してから解凍することでかたくなって食感が変わってしまうんです。
パッケージの裏にも「板こんにゃくは凍ると水分が抜け、硬くごわごわした食感になります」と注意書きがありますが、今回はそんな食感の変化を逆手に取った裏ワザレシピ!
水分の抜けた冷凍こんにゃくにカリッと衣をつけて揚げ、甘辛ダレをからめた「冷凍こんにゃくの唐揚げ甘辛ダレ」を作ってみました。
こんにゃくの唐揚げにしっかり味付けをすることで、見た目も味も満足度が高くなる一品ですよ。
「冷凍こんにゃくの唐揚げ甘辛ダレ」のレシピ
材料(2〜3人分)
・冷凍したこんにゃく・・・1枚(250g前後)
・片栗粉・・・適量
・揚げ油・・・適量
・生姜チューブ・・・小さじ1/2
・にんにくチューブ・・・小さじ1/2
・醤油・・・大さじ2
・みりん・・・大さじ2
・砂糖・・・小さじ2
・小ネギ・・・適量
※こんにゃくはパッケージのまま冷凍庫に一晩入れておくだけでOK!
※小ネギは写真に入れ忘れてしまいました。
作り方①こんにゃくを解凍して下準備する
冷凍庫からこんにゃくを取り出し、自然解凍か流水解凍します。
筆者は時短のためにお湯で流水解凍しました♪
しっかり解凍できたらパッケージから取り出し、水気をよく絞って一口大にちぎりましょう。
ここでのポイントは、こんにゃくがしわしわになるくらいぎゅーっと中まで水気を絞ること、そして手でちぎること!
この時点で触った感じも普段のこんにゃくのようにぷにぷにとはしておらず、かための感触です。
作り方②こんにゃくに下味をつける
ビニール袋にこんにゃくと生姜チューブ・にんにくチューブを入れて、5分ほどもみ込みましょう!
一度冷凍したこんにゃくは繊維が壊れているので、味が入りやすいのが特徴なんです。
しっかりとした味は最後につけるので、ここでは生姜チューブとにんにくチューブでくさみを取り、風味をよくしておきましょう♪
作り方③片栗粉をまぶして揚げる
下味をつけたこんにゃくに、片栗粉をたっぷりとまんべんなくまぶします。
このとき、水分が出てしまっていたらキッチンペーパーなどで軽く水気を取っておいてくださいね!
フライパンに揚げ油を底から1〜2cmほどの高さまで入れ、こんにゃくを揚げていきましょう。
あまり動かさずに片面2分ほど揚げ、両面がこんがりときつね色になったら取り出して油を切ります。
この後再度フライパンを使うので、揚げ油の処理をして綺麗にしておくか別のフライパンを使用してくださいね♪
作り方④甘辛ダレをからめる
フライパンに醤油・みりん・砂糖を入れて軽く煮立たせたら、揚げたこんにゃくを投入!
全体にタレが絡んで色が変わったらお皿に盛り付け、小ネギをふって完成です♡
これ本当にこんにゃく!?まるで甘辛ホルモン!
完成した「冷凍こんにゃくの唐揚げ甘辛ダレ」がこちら!
タレがしっかりと絡んだ、美味しそうなお肉の唐揚げに寄せられたのではないでしょうか♡
この見た目だけを見ても、まさかこんにゃくの唐揚げとは気が付きませんよね!
さっそく食べてみると、甘辛いタレがしみている衣のカリッとした食感が美味しい♪
片栗粉もたっぷりつけているので、衣がはがれてしまうこともありませんでした。
そして気になるこんにゃくの味や食感ですが、冷凍こんにゃくの弾力と少しかための食べごたえが本当にお肉と錯覚してしまうくらいなんです。
冷凍こんにゃくは噛めば噛むほど風味がよく、こんにゃくのぷりっとした食感も残っているのでお肉の中でもホルモンに近い!
よく気にして食べたらやはりこんにゃくだとはわかるのですが、冷凍こんにゃく特有のかたさと、唐揚げにした後に味付けをした甘辛いタレのジューシー感で、よりお肉のような満足感が味わえますよ〜!
冷凍こんにゃくで!新しい唐揚げ体験をぜひ♪
今回は、「こんにゃくを冷凍する」というひと手間で、まるで別の食材に変身するレシピを作ってみました♡
唐揚げ×甘辛タレの最強コンビで、いつものこんにゃくがお肉に負けない白ごはんの相棒に。
どんな食感か気になる方は、ぜひこんにゃくを冷凍庫に入れて試してみてくださいね♪