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うちに届いた荷物を勝手に開けるママ友「借りてくね〜!」はぁ!?後日、我慢できなかった私はついに…

ある日、幼稚園も習い事も同じな、3歳の娘と同い年の女の子・Aちゃんとそのママを家に招きました。すると部屋の未開封の荷物を見て、Aちゃんママは勝手に箱を開け始めて……。

 

勝手に開けちゃうの!?

3歳の娘が幼稚園生活に慣れてきたので、英語の習い事を始めてみることに。英会話教室へ行ってみると、たまたま同じ幼稚園に通うAちゃん親子が居たのです。幼稚園ではクラスが違うため最初は気づきませんでしたが、数回通ううちに、子どもたちが同じ幼稚園だとわかり仲良くなりました。

 

英会話が終わったあとに立ち話をする機会が増え、「せっかくだから、習い事以外でも一緒に遊べたらいいね」という話になり、初めて家にお招きすることに。

 

 

後日Aちゃん親子が家に遊びに来てくれて、私たちはダイニングでお茶をして、子ども同士はひと続きになった隣のリビングで仲良く遊んでいたのですが……。Aちゃんママが「そういえばあの箱、開けないの?」と、部屋の隅にいくつか置いてある小さな段ボールを見て言いました。それらは、家でできる英語教材のセットと、子どもたちの洋服が入った箱。注文したものの、Aちゃん親子が来る直前に届いたので、未開封だったのです。

 

「そうなの、英語の教材と、ほかにもいろいろ頼んだんだけど、まだ片づけてなくて」と私が言うと……。「じゃあ、私が開けてあげるよ! その箱、うちが使ってる教材と同じだし! 中のタブレットの使い方とかも教えてあげる~」と、おもむろに箱を開けようとするのです。

 

「え、でも」と言う私の言葉も耳に入らない様子で、「開けちゃうね~!」と、結局勝手にいくつも箱を開け始めてしまいました。

 

 

あ然としてしまったものの、ちょうど子どもたちが言い合いを始めてしまったため、私は仕方なく隣のリビングへ仲裁に向かうことに。子どもたちが落ち着いたころ、恐る恐るAちゃんママのところへ戻ると……。なんと箱の中の教材まで勝手に出され、さらには話していた英語教材とは関係ない衣類の箱まで開けて、チェックしていたのです!

 

「これで全部だね~」とあたかも「親切に開けてあげた」かのような顔をするAちゃんママ。驚きを隠せず「嘘でしょ、中の梱包まで全部開けちゃったの?」とつぶやくと……。「なんでそんな不満そうなのよ~放置しておくほうがおかしいよ。あと、この教材はうちの子は既に試したけど~、こっちの教材は子どもたちのレベル的にまだ難しそうだから、Aと一緒にしない? うちにはまだないし、予習がてら借りていくね!」と勝手な言動が止まりません。「待ってよ、ちゃんと自分で整理したいから、いったん置いておいて」と言うと、つまらなそうな表情で「あ、そう。じゃあ整理したらすぐ教えて。今日はもうすることないし、そろそろ帰るわ」とさっと支度をして帰っていきました。ただお茶をしながらたわいもない話をしようと思っていた私は、Aちゃんママの異様な行動に、ただただ驚くことしかできませんでした。

 

 

後日、英会話教室に娘を送ったあと他のママにAちゃんママのことをこっそり相談すると、Aちゃんの3歳上のお姉ちゃんと同級生の子を持つママが、同じような目に逢っていたことが判明。勝手に人の家の物を漁っては借りようとする、常習犯だったのです。しかも、貸したものもなかなか返してもらえず困ったことがある人もおり、Aちゃんママは、一部のママたちの間では悪い噂が流れていたのでした……。

 

私は勇気を出して、お迎えのときにAちゃんママに物申すことに。「この前の教材、整理できた? 早く貸してほしいの!」と早速催促してくるAちゃんママに「あれは私が娘のために用意してるものなの。あなたに貸すためじゃないわ」ときっぱり伝えました。そして「あと、人の家の物を勝手に触るのもやめたほうがいいよ。何かなくなったときに盗んだって真っ先に疑われるよ」と話をしたら、Aちゃんママはバツが悪そうに「そ、そうよね。ごめんなさい」と意外にも素直に謝罪してくれたのでした。

 

 

娘とAちゃんの関係に影響を与えたくないことや、Aちゃんママが素直に謝ってくれたことから、その後もAちゃん親子とは、教室で仲良く話す関係が続いています。他のママたちからも悪い噂は聞かなくなりました。ただ、しばらくの間Aちゃん親子を家に招くのは控えようと思っているところです。

 

理解できないような行動をする人が、身近にいることに驚きました。人の物を勝手に触る、ましてや持って帰ろうとするなどの行為は、トラブルの火種になることもあると思います。大きなトラブルになる前に、勇気を出して「ダメなものはダメ」と注意してよかったなと感じた出来事でした。
 

著者:長嶺りょう/30代・主婦。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

 

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