ママ友のお願いを断ると
ある日、幼稚園に迎えに行って、明るく気さくなあるママ友と立ち話をしていたときのことです。私が翌日に車で出かける予定があることを知ると、ママ友は「お願いがあるんだけど、明日、途中まで車で乗せて行ってくれない? 電車賃が高くって」と言ってきました。
はじめは「ついでだしいいか」と思い、引き受けましたが、それが毎週のように続くようになりました。さらには送ったあとに「帰りはどうする?」と、まるで帰りも迎えに来てほしいようなそぶりを見せたり、「私、明日も用事があるんだけど、車で出かける予定ある?」と言うようになったのです。
私は自分が専属運転手になったかのような気分でした。ついでとはいえ、ガソリン代もかかりますし、私の用事も急かされているような気がして、だんだんストレスに感じるように。
ある日、どうしても外せない用事があり、いつもより早く出発する必要があったので、丁寧に「ごめんね、今日はちょっと急いでいるから……」と伝えました。
すると彼女は「えー、なんで? そんなに急ぐことないでしょう?」と不満そうな顔。まるで私が悪いことをしたかのような言い方に、私は開いた口がふさがりませんでした。
その一件以来、私は彼女と距離を置くことを心に決め、機嫌が悪くなろうと彼女の誘いをかわすように。ママ友付き合いも、ついでだからと相手の都合に合わせていては、いつか限界が来るのだと痛感しました。
その後、幼稚園のほかのママ友たちと話す中で、同じように彼女の行動に困っていた人が何人もいることを知りました。相手との心地よい関係を築くためには、お互いの負担にならないよう、自分の気持ちも大切にすることと、適度な線引きが必要だと学んだ出来事でした。
著者:山田朱莉/30代女性/2人の子どもを育てるアラサーママ。趣味はお菓子作り。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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