2人で食料品の買い出しへ
私と夫はいつも、週末にスーパーへ行き、1週間分の食料をまとめ買いしています。この日も、いつものように2人で買い物へ。
私は学生時代はずっと運動部で、重いスーパーの袋を持つことも苦ではありません。そのためいつも、気がつくと夫ではなく私が袋を持っていることが多く……。
そんなとき、ふと周囲を見渡すと、恋人や夫婦と思われる人々の多くは男性が袋を持っており、「苦ではないけど、そういえば、夫が一度も私を気づかってくれることはなかったな……持ってくれたらいいのにな」と少し悲しくなりました。
扉を開けてくれない夫に私は…
そんな気持ちで、両手に袋を持ちながらスーパーを出ようとしたときです。夫は私の前を歩いていたのですが、1人でさっと外に出てしまい、両手がふさがった私の前で扉が閉まってしまいました。
この夫の様子に私はイラッ……。車に乗った際、「私が両手に荷物を持って後ろにいたの、わかってたよね? 扉を開けてくれてもよかったと思うんだけど」と強めに言ってしまいました。
すると、夫は私の両手がふさがっていることはわかっていたようで、「扉ぐらい自分で開けられるだろ」とひと言。結局、このまま口論に発展し、この機会にと、日頃の不満をすべてぶちまけ、ケンカをしながら家へ帰ったのでした。
その日は気まずい雰囲気だったものの、翌日、夫は「昨日はごめん」と謝ってくれました。それからは、たまに荷物を持ってくれることから、「コーヒー飲むけど、君もいる?」など、気をつかってくれるように。ケンカにならない程度に、これからも思ったことは伝えていこうと感じた出来事でした。
著者:松谷えりな/30代女性・4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!