明るく気さくなママさんとLINEを交換
幼稚園に入園して出会った、私と同年代の明るく気さくなママさん。「よかったら一緒に遊ぼうよ」とLINEを交換しました。これから親子ともに仲良くなって、子ども同士は幼なじみになって……そんな理想を抱きつつ、ママ友交流が始まったのです。
そのママ友からは頻繁にLINEが届きましたが、だんだんとその内容に違和感を抱くように。たとえば、コロナ禍で自由登園となった時期、わが家は状況を見つつ感染対策をしながら登園させていたのですが、「コロナ禍に登園させるなんてかわいそう。子どものことをもっと考えてあげて」といったメッセージが送られてくるようになったのです。
私は「マスクをしたり、密閉空間になるバス通園を避けたりして、対策しながら通わせているから大丈夫だよ」と返信。
しかし、その後も「感染して後悔しないようにね」「苦しむのは子どもだよ」というようなママ友の“忠告LINE”が続き、私はモヤモヤを感じ始めました。
まさかの要注意人物!?LINE交換を後悔…
それ以降もママ友からのLINEは続き、とにかくわが家の方針一つひとつに対し、お説教のようなメッセージを送ってくるように。
14:00には幼稚園から帰宅する長男について、
「延長保育、使ってないの? 標準時間で帰ったら社交性が身につかないしかわいそう」。
バスケットボールを習い始めた長男について、
「サッカーじゃなくてバスケなの? サッカーのほうが運動神経が良いイメージがある」。
夫が忙しくワンオペ育児のわが家について、
「パパが忙しいと愛情不足になりそう」。
このように、何かにつけてチクチクとLINE攻撃してくるママ友に、私は「もういっそブロックしたい!」と思うようになりました。
しかし同じ幼稚園に通わせている以上、下手にブロックしたり避けたりして、大きなトラブルになることは避けたかった私。それからは、ランチや公園遊びの誘いを受ける回数を減らし、LINEは「心配してくれてありがとう」「うちは大丈夫だよ」とやんわり受け流すようにして、少しずつ距離を置いていきました。
うれしかったはずのママ友とのLINE交換。しかし、中には要注意な人もいるのだと痛感した出来事でした。幸い、幼稚園時代に出会った他のママたちはとてもいい人たちばかりで、このママ友だけが例外だったのですが……。
現在、長男は小学生。小学校ではママ友同士の関わりが少なく、LINEのやり取りも必要最低限です。そのおかげで、今ではとても快適な距離感でお付き合いできています。
当時、浮かれてママ友づくりに夢中になっていた自分を、ちょっぴり反省するのでした。
著者:いちのせはち/30代女性。2016年生まれの男の子と、2017年生まれの女の子を育てるシングルマザー。息子は発達障害・軽度知的障害あり、公立小学校の通常学級に在籍中。「子ども発達障がい支援アドバイザー」の資格を取得し、子どものサポートのため会社員を辞めフリーランスに転身。バイリンガル育児にも取り組んでいる。日々の癒やしはK-POPアイドル!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※AI生成画像を使用しています