赤ちゃんの時期を過ぎると、グズったりイヤイヤしたりする「イヤイヤ期」がやってきます。わが家は3パターンの困った状況がありました。これからお子さんがイヤイヤ期を迎えるという方に向けて、私がどうやってやり過ごしていたのか紹介します。
保育園でギャン泣きされてしまったら……
娘のイヤイヤ期は、とにかくママにべったりだった時期でした。朝、保育園に預けるときは、もちろんギャン泣きです。そんなときは保育士さんを信じて、引きはがすようにお部屋の中へ入ってもらいました。心配ですが、私はその場をさっと立ち去ります。
ある日、私は心配になって、そーっとお部屋の中をのぞいてみました。すると、1分程度しか経っていないのに、ニコニコと遊ぶ娘の姿が。「なんだ、よかった!」とほっとしました。
人を叩いたり物を投げたりしたときは……
息子のイヤイヤ期は、人を叩いたり物を投げたりする時期でした。私に向かっておもちゃの電車を投げてきて、顔に大きなアザができたことがあります。アザが薄くなるまで、1カ月くらいは毎日マスクで過ごしました。お友だちには絶対にケガをさせないようにと、必死で追いかけて見張るような毎日で本当に大変でした。
そんな息子が落ち着いた要因は、年上のお兄さんと度々遊んでもらったからだと思います。子ども同士の折り合いの付け方や、我慢することをお兄さんからたくさん学んだようでした。
外出時に泣かれてしまったときは……
娘と息子、2人に共通していたことは、とにかくよく泣くことです。思い通りにならないとき、ところ構わず泣きます。外で泣かれたときは早めに切り上げて帰ったり、歩けないほどしがみつかれてしまったときはベンチに座って気が済むまで待ったりすることも。周りの「どうしたの?」という視線が気になりましたが致し方なしです。
イヤイヤ期の買い物は、ネット通販の利用が多くなりました。また仕事がお休みのパパに子守りを任せ、ママだけで買い物に行くと良い気分転換にもなりました。
成長の大事な過程でもありますが、一緒に過ごすのが大変なイヤイヤ期。私は周りからの手助けもあり、なんとかこうして乗り越えてきました。
著者:斉藤あや
大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。