それって、自己満足だよね?
ミカさんの都合が悪くなったことで、産休に入る先生へのプレゼントは、みんなで買いに行くのではなくネットで注文することになりました。
ミカさんがその場で注文の手配をしてくれましたが、プレゼントの提案も注文の手配も何もしていないからという理由で、「私とユズハちゃんは多めに払うよ」とカキエさんが言い出し、みんなが困惑……。ミカさんやモモさんが常識的な対応をしてくれて、結局はみんなで平等に割り勘をすることになったのですが……。
帰宅後、ユズハさんのもとにカキエさんからメッセージが届きました。内容は、プレゼント候補の提案と注文に対して何かお礼をしたほうがいいと思うから、一緒にお菓子を買って渡そうというもの。ユズハさんはそこまでする必要性を感じられず、なぜそんなに2人をヨイショするのか不思議に思い、カキエさんに理由を聞いてみると……。
どうしてカキエさんがあんなにもモモさんやミカさんに対して下手に出るのか不思議に思ったユズハさんは、単刀直入に聞いてみました。すると、2人は小学校でリーダー的な存在らしく、カキエさんにとっては憧れの存在なのだという回答が。人前で意見をいろいろ言えて、素敵なアイデアを思いつくのが本当にすごい! と、べた褒めです。
カキエさんは「そんな2人と一緒にいられるのだから、私も何か頑張らなきゃって思って、私なりに精一杯立ち回ってるのよ!」と、ユズハさんに熱く語りますが、ユズハさんは2人のことをいい人だとは思うものの、その言い分は理解できません。
「自己満足のために、私を巻き込まないでほしいの」
ユズハさんは、ハッキリと自分の気持ちをカキエさんに伝えたのでした。
◇ ◇ ◇
モモさんとミカさんは学校でも目立つ存在のようです。そんなママに憧れの気持ちを抱くのも理解できなくもないですが、一緒にいたいからと精一杯立ち回るような関係は、なんだか疲れてしまいそうです……。そして、その頑張りを他人に強要するのも違うような気がしますね。
プレゼントはもう購入済みで、あとは渡すだけ。ユズハさんがずっと望んでいた通り、プレゼントの件が終わって早くカキエさんと距離を置けることを願うばかりです。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。