家族を裏切った夫は次の日に…
私は、夫が息子すら大切にしていなかったことを知り、全部ぶち壊す覚悟を固めました。
「来週、もう1回誕生日会しよう」
何食わぬ顔で、予定を埋め合わせしようとするリンヤさん。
カオリさんが「忙しいでしょ?」と断ると、リンヤさんは「いつまで拗ねてんだ!」と激怒します。
自分のほうが稼いでいるとマウントをとり、「俺の金で生活してるんだから文句を言うな」と吐き捨てるリンヤさんなのでした。
息子の誕生日を祝えなかったことと、夫婦間の稼ぎの差はまったく関係のない話。妻が自分の思いどおりに受け答えをしなかったからといって、強い立場であることを示そうとしたり、コントロールしようとしたりするのはモラルに反し、家庭内暴力のひとつと言えます。夫がいくら稼ごうと、家族を大切に思う気持ちがない限り、妻が夫に寄り添おうとは思えないのではないでしょうか。
内閣府の「DV相談ナビ#8008(はれれば)」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、ひとりで悩まずにまずは話してみてくださいね。
よういちさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。