「え…」娘の気持ちを無視する義母と口論、後悔する私→「今からでも…」夫がかけた言葉とは? #義母の過干渉問題 16
「義母の過干渉問題」第16話。ハナさんは、子煩悩な夫・リョウさんと年長さんの娘・モモちゃんと3人家族。近所に住む義母は普段から協力的でしたが、娘に「パパにおかえりのチューして」と強要することだけが気がかりでした。
ある日、モモちゃんから「もうパパにチューしたくない」と告白されたハナさんは、義母の強要を断ります。すると義母は怒り、帰ってしまったのです。それでも娘の気持ちを優先すべきとハナさんが心に決めた矢先、義母の言葉を気にして「やっぱりパパにチューする」と言い始めた幼い娘。この言葉で、夫とともに義母へ立ち向かうと手を取り合いました。
一方、義母は何食わぬ様子で再び手土産を持ってハナさん宅へ。モモちゃんの機嫌を取って、またもチューを強要。ハナさん夫婦が止めようとすると義母は激怒し、モモちゃんを脅し始めます。ついにハナさんは義母へ決別を告げました。
義母の言動を振り返るハナさん夫婦。夫から、昔から思い通りにならないとパニックになること、昔の子育て感覚が残っていることを聞く中、ハナさんは義母との口論を思い返して……。
「嫌なことは言っていいんだ」夫のひと言が後押しに
私は、義母を突き放す言葉を放ってしまったと後悔していました。








「オレの母親が間違ってる」
「モモを守ってくれてありがとう」
夫からの言葉に、救われたハナさん。
同時に、これまで義母に恩を感じて我慢していたものの、「嫌なことは嫌だと言っていいんだ」と自信が湧いてきたのでした。
義母と嫁という関係は難しく、意見を主張しにくいもの。そんな中、娘をかわいがってもらい、生活の中でサポートしてもらう場面が多いと、ハナさんのように意見を伝えづらくなってしまうのもわかりますよね。
しかし、だからといって、相手の主張ばかりを受け入れる必要はありません。モモちゃんを第一に思う気持ちから、リョウさんから心強い言葉がもらえて良かったですね。夫婦で話し合い“義母に毅然と立ち向かう”と決めていたことも功を奏したのではないでしょうか。ひとりで抱え込むことなく、夫婦で家庭のことを考える大切さを改めて感じますね。
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