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「もしや、わざと?」人前で嫌みを繰り返す上司に、私が仕掛けた逆転のひと言とは【体験談】

何をしてもケチをつけてくる上司Aがいました。最初は「もともとの性格なのだろう」と思い流していましたが、同じことをしても私にだけ嫌味や注意をしてくることが続き……。

わざと嫌味を言っている?

私は次第に、「これはわざとではないか」と感じるようになりました。もちろん本当に私の落ち度なら謝るつもりでしたが、そうではないときにも人前で嫌味を言われるのは、とても不愉快でした。

 

当初は落ち込み、上司という立場もあって長い間我慢していました。しかし「このまま黙って耐えているのはよくない」と思い、ある日から反撃に出ることにしました。ただし感情的に言い返すのではなく、あえて“ポジティブ返し”を心がけたのです。

 

「ポジティブ返し」の結果は…

「ご指摘ありがとうございます。具体的にどの部分を改善したら良いですか?」

 

「ああ、なるほど。そんな考え方もあるんですね。めずらしいですね!」

 

「Aさん(上司)のご指示通りに進めたのですが、さらに改善が必要なのですね。具体的な案をいただけますか?」

 

こんなふうに、必ずひと言は返すようにしました。以前のように落ち込む私ではなくなったと周囲も気づいたのか、次第に上司Aは嫌味を言わなくなりました。

 

 

同じレベルでやり返す必要はない

そして年度末、私は上層部に掛け合い、今まで受けてきた嫌味を記録したものを提出しました。その結果、上司Aは3月末に転勤することになったのです。心の中で「Aさん、さようなら」とつぶやきました。

 

この経験で学んだのは、相手と同じレベルでやり返す必要はないということです。あえてポジティブに返すことで、自分を守ると同時に成長できました。

 

まとめ

もし本当に限界が来ていたら、ハラスメントとして訴えることも考えていましたが、まずは自分にできるやり方で対処できたのは大きな収穫でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:佐伯裕子/60代女性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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