

「手土産、買っといたよ!」のLINEにびっくり
相談の日が近づいたころ、Aさん宅へ一緒に行く予定のBさんからLINEで「手土産、買っといたよ」と連絡がありました。ありがたいなと思ったのもつかの間、内容を聞いてびっくり。なんと、その手土産は5,000円超えの高級菓子だったのです。
短時間の訪問予定だったこともあり、「スーパーでちょっとしたおやつでも買っていこうか」と軽く相談していたのに、Bさんの独断専行と金額には、正直、戸惑ってしまいました。
けれど、気を利かせて買っておいてくれたのだろうと思うと、不満を伝えるわけにもいかず……結局、何も言えませんでした。
まさかのドタキャン…そして請求!?
そして当日、なんとBさんから「子どもが体調を崩してしまって、行けなくなった」との連絡がきたのです。「申し訳ないけど、手土産を取りにきてくれる?」と言われ、家が近かった私が受け取りに行き、Cさんと2人で予定通りAさんのお宅を訪ねることに。
Aさんに手土産を渡すと驚いた様子でしたが、「わざわざよかったのに……」と遠慮しながらも受け取ってもらえました。
短時間ではありましたが、相談も無事に終わり、ホッと一息。その日のうちに、相談で決まった内容をBさんに連絡すると、「手土産代、2人で割った金額でお願いね」と請求がきたのです。
子どもの体調不良で来られなくなったことは仕方がないですが、当たり前のように全額請求されることに正直驚きました。とはいえ、「お金のことで揉めたくない」という気持ちもあり、Cさんと相談して2,500円ずつを2人で負担することになったのでした。
今回の出来事は、金額のことだけでなく、事前に相談がなかったこともあって、余計にモヤモヤが残りました。普段は気軽に話せる関係だったからこそ、ちょっとした価値観のズレが思わぬ場面で浮き彫りになるのだと実感。特にお金が絡む場面では、ほんの一言でも声をかけることの大切さを、改めて感じた出来事でした。
著者:宮田 さや/30代女性。2019年生まれ・発達ゆっくりさんな娘のママ。子育ての合間に勉強し、幼稚園教諭と保育士の資格を取得。子どもと関わる仕事に憧れつつも、現実はワンオペ育児に奮闘中。趣味は旅行で、近々、旅行先で惹かれた地域に移住予定。自分にも娘にも甘めで、毎日ゆるゆる、楽しく過ごしている。
作画:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)