教えてくれたのは、青果のプロ「小林青果株式会社」
福岡で創業74年、青果の生産者と小売店舗のバイヤーの間をつなぐ「仲卸(なかおろし)」の事業を展開している小林青果株式会社。
九州各県はもちろん、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届け。ここ数年で小売店舗も9店舗まで展開し、公式インスタグラムやnoteで、野菜の豆知識や生産者さんのイベント情報などを発信。
安全で安心できる食品だけでなく、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼、すべての人の笑顔と心をつなげられるよう活動中。
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丸ごとのカボチャは「常温」が基本
スーパーや産直で買ったカボチャを丸ごと保存するなら、冷暗所での常温保存が正解。
新聞紙に包んで、直射日光を避けた涼しい場所に置いておけば、冬場なら1〜2か月も保存可能です。
カボチャは低温に弱いため、冷蔵庫に入れると水っぽくなり甘みもダウンしてしまいます。
カットしたら「冷蔵 or 冷凍」で
カットしたカボチャは、種とワタを取り除き、ラップでぴったり包んで冷蔵庫の野菜室へ。 この場合の保存目安は4〜5日。
長く保存したいなら 冷凍保存がおすすめです。
使いやすい大きさに切り、生のままでも軽く加熱してからでも冷凍OK。 約1か月美味しく保存できますよ。
やってはいけないNG保存
せっかくのかぼちゃも、保存方法を間違えると風味が落ちてしまいます。おいしさを守るために、うっかりやってしまいがちなNG保存をチェックしておきましょう。
・丸ごとを冷蔵庫に入れる → 低温障害で味が落ちる
・カット後に常温放置 → カビや雑菌の温床に
・種やワタをつけたまま保存 → 水分が多くて腐りやすい
・ぬれたまま保存 → カビが発生しやすい
まとめ
カットカボチャの種とワタは、調理の時に取ればいいや……と思わず、保存する際に気をつけたいと思います!
正しい保存方法を知っておけば、いつでも甘くてホクホクのカボチャを楽しめます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。