荷物を宅配便で送り、身軽に帰宅
夏休みの長期休暇を利用して、家族で4泊5日の東京旅行へ出かけました。観光にグルメにと満喫し、あっという間に迎えた最終日。お土産など荷物が増えたため、最終日の朝、不要な荷物をまとめて宅配便で自宅へ送ることに。
重たいスーツケースから解放され、移動もスムーズになってラクちん! そして旅の締めくくりは、普段なら行かないような少しぜいたくな焼肉ランチに決めました。
帰り際に気づいた大失態
東京最後のランチを楽しんでいたとき、夫がふとカバンの中を見ながらつぶやきました。
「……車のカギがない」
その瞬間、高級焼肉が一気に味のしなくなったガムのように感じました。
というのも、私たちは自宅から地元の空港まで車で移動し、空港の駐車場に車を置いてきていたのです。そのカギがなければ、車に乗って帰れません。
「まさか……宅配便で送ったスーツケースの中に入れちゃった!?」と、2人で荷物の中身を振り返ったところ、夫は車のカギが入った小さなバッグをスーツケースに入れた記憶があるとのこと。私も合いカギは持っていませんでした。
空港から自宅までは車で約45分かかる距離。「どうしよう……」。私たちはピンチに陥りました。
頼みの綱はお義父さん…!
悩んだ末、夫が義父に連絡を取り、地元の空港まで迎えに来てもらうことに。車で迎えに来てくれた義父のおかげで、無事に自宅に到着。夫は車のカギだけでなく、家のカギも一緒に発送してしまっていたものの、私は普段通りカギを所持していたので、家には問題なく入れました。
帰宅から2日後、届いた荷物の中を確認すると、やはり車のカギが入っていました。再び義父に協力してもらい、夫と義父は空港へ。
ようやく置いていた車を回収できましたが、予定より2日間長く駐車したことで、その分の駐車料金もかかってしまい、思わぬ出費となってしまったのでした。
当時はパニックになり義父に助けを求めましたが、後から考えると、空港からはバスで帰ることも可能でした。急なお願いにもかかわらず、快く送迎を引き受けてくれた義父には感謝の気持ちでいっぱいです。次からは、送る荷物の中身をしっかり確認しようと心に誓った出来事でした。
著者:上村 まこ/30代女性。2021年、2023年生まれの姉妹ママ。10年間、金融機関で働いたのちに結婚を機に退職。北海道の自然豊かな町で、子育てと在宅ワークに奮闘中。食べることやお酒を飲むことと、ゲームが大好き。おいしいごはんのことを考えながら、ダイエットに励んでいる。不妊治療や帝王切開の経験あり。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)