20代から当たり前のように染めていた
20歳を過ぎたころから、私はずっと髪を染め続けてきました。最初はおしゃれ目的。ブリーチをしたり、明るいカラーで染めてみたり。しかし、すぐに伸びてくる根元が気になり、気付けば「カラーが当たり前」の生活になっていました。私にとって髪色を変えることは気分転換になるし、楽しかったのです。
地毛の友人を見て、ふと考えた
そんなある日、久しぶりに会った友人の姿にハッとしました。周りは茶髪が多い中、友人は染めておらず、自然な黒髪。髪にはツヤがあって、どこか落ち着いて見えたのです。もともと髪色を変えない子でしたが、「一度染めてみたことはあるけど、維持が大変で。ある程度の年齢になったら白髪染めをすることになるし。私はまだ地毛のままでいいかなって」と笑っていました。
それを聞いて、「地毛っていいな。私もいっそ地毛に戻してみようかな」と思ったのです。もともと私は真っ黒な黒髪ではなく、茶色に近い明るめの地毛だったこともあり、染めるのをしばらく休んでみることに。
本当の白髪の量に気付いた瞬間
ところが数カ月たったころ、鏡を見てがくぜんとしました。生え際に数本……と思っていた白髪が、根元をかき分けると、あちこちに。数えきれないほどの白髪が潜んでいたのです。久しぶりに会った人にも「あら、白髪あるのね」と指摘されることも。
美容師さんにはカラーのたびに「白髪染めするほどじゃない」と言われていましたが、今まではカラーで隠されていた部分が多かったんだ、と痛感しました。
まとめ
今まで無意識に続けてきたヘアカラー。でも、白髪が増えてきた自分を知った今、自分らしい髪色やスタイルをどう選ぶかを考え始めるきっかけになりました。白髪の量が気になるので、いまさら地毛に戻すのは難しいですが、これからは白髪をうまく隠すカラーをしていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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