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「若いころは痩せ型だったのに…」私が40代後半から急に目立ち始めたぽっこりおなかの原因は

40代後半から、体重増加が気になってきました。若いころは痩せ型だったのに、ぽっこりおなかや二の腕のぶら下がり肉など、気になることが続出! でも、若いころに比べたら食べていないくらいなのになぜ? 調べてみたら、その原因はいわゆる更年期脂肪にあるようです。そこから私の更年期脂肪との闘いの日々が始まりました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
女性医療クリニック院長

乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
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更年期脂肪って何?

テレビの情報番組で、更年期は加齢による筋肉量の減少で基礎代謝が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することにより、脂肪が代謝されにくくなり、女性の生涯の中でも特に太りやすい時期になると知りました。

 

そして、この時期の女性の体はホルモンバランスが崩れ、内臓脂肪がつきやすくなるそうで、私はこれまで気にならなかった部分の脂肪が気になるようになりました。このように更年期に増える脂肪が更年期脂肪と呼ばれているようでした。

 

更年期の体重増加を減らすためには、この更年期脂肪を燃焼させるしかない! そのためにはどうしたら良いか。有効な改善策がないかを友だちに聞いたりネットで調べたりして、実践してみました。

 

ウォーキングとフィットネスジムに挑戦

まず、脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動(ウォーキングや軽いジョギングなど)が有効と友だちに聞いて、ウォーキングを始めました。運動は苦手なのでジョギングは無理ですが、歩くのはそんなに苦ではありませんでした。1人では続かないと思って、友だちと一緒に1時間ほどウォーキングしたり、買い物はなるべく車を使わず、歩いたりしました。最近は犬を飼ったので、散歩がてら毎日ウォーキングができて助かっています。

 

そして次に筋肉量を増やすため、筋トレができるフィットネスジムに通い始めました。私が通っているフィットネスジムは、有酸素運動と、器具を使った筋トレを30秒ずつ交互に30分間おこなうジムで、運動嫌いな私でも抵抗なく続けることができています。

 

運動することで体が軽く感じられ、健康的な生活を送ることができるようになりました。でも肝心の体重は、増加こそしませんでしたが、なかなか減らすことはできませんでした。

 

 

ダイエットにいい感じ? 朝食に腹持ちの良いスムージー

次に食事制限を考えました。でも、無理なダイエットは健康バランスを壊してしまいそうで、どうしたらいいか悩んでいました。そんなとき、ダイエットとは別に美容や健康に良いとスムージーが流行っていたので、朝食に取り入れてみることにしました。とりあえず簡単、リーズナブルで続けやすいものを作ることに。

 

果物(バナナやみかんなど、比較的安価で手に入りやすいもの)、豆乳、きな粉、すりごま、小松菜。これをジューサーで毎日作っています。思ったよりおいしいし、驚いたことに腹持ちが良いのです。今までは、朝からたっぷりご飯とおかずを食べて、やっと昼まで持たしていましたが、スムージーをマグカップ1杯飲むだけで、おなかが満たされて、昼食まで持ちます。

 

昼食と夕食はいつも通り食べましたが、お通じが良くなることもあり、これを続けることでなんと体重が減ったのです! 2~3kgですが、これがなかなか落ちなかったので感激!

 

最近は甘酒や、筋肉の原料であるたんぱく質の必要性を考えてフルーツ味のプロテインを入れたりしています。栄養バランスを考えて何を入れようかと選ぶのも今の楽しみです。朝食にスムージーの生活を3年ほど続けていますが、体重は2~3kg落ちたまま、現状維持を保っています。

 

まとめ

更年期はホルモンのバランスの崩れなどにより、女性の生涯で太りやすい時期だそうなので、体型の変化も仕方ない部分もあると思いました。でも、なぜ太りやすいのか、どうすれば少しでも防げるのかを知ることによって対策を考え、その中でも無理のないことを実践してみました。

 

やはり無理をするとストレスもたまるし、続きません。運動もスムージーも今では私の生活の一部であり、楽しく実践しています。これからも自分に合った方法で更年期を乗り切っていきたいです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:山川 結希子/50代女性。2児の母。閉経間近の更年期真っただ中! 心も体も不調を日々感じまくっているが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索中。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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