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「まさかわざと…?」夫には大トロ、私には赤身…義母の“おもてなし”に言葉を失う→次の瞬間、さらに衝撃の光景が!

「ありがとうございます」と笑顔で受け取った義母からのお刺身。でも、夫の皿とのあからさまな違いに気づいて、なんだか胸がチクッと痛みました。「考えすぎかもしれない……」そう自分に言い聞かせたのですが、ますます悲しくなる出来事がありました。

 

義実家で感じた孤独

義実家で親族が集まる食事会に参加したときのことです。準備などを手伝おうとしても、そのたびに義母が「私がやるから!」とすべて引き受けてくれ、食事会は義母が中心となって進んでいきました。大皿で用意されたお刺身の盛り合わせも、そんな義母が一人ひとりに取り分けてくれていたのです。

 

しかし、ふと自分の手元に置かれたお皿を見て、私は思わず手が止まってしまいました。夫や義兄の小皿には、見るからにおいしそうな大トロや中トロが丁寧に盛り付けられているのに、私の目の前には赤身だけがちょこんと乗せられていたのです。

 

「え、どうして……?」そんな言葉が喉まで出かかりましたが、せっかくの和やかな雰囲気を壊したくなくて、ぐっと飲み込みました。考えすぎかもしれない、でも「もしかして、私だけ……?」と、じわじわと悲しい気持ちが胸に広がっていったのを覚えています。

 

さらに、飲み物のことでもモヤッとすることが。私もビール瓶に手を伸ばし、義父たちにお酌をしようかとタイミングを伺っていたのですが、それより早く義母が動きます。

 

 

夫や義兄のグラスが空くか空かないかの絶妙なタイミングで「ビール、次どう?」と声をかけ、手際よくお酌をする義母。その完璧なペースになかなか割って入れずにいると、そのお酌の輪の中に、私だけは入っていないことに気がついたのです。私には声すらかからず、結局、周りの会話を遮らないようにそっと席を立ち、自分でお茶を淹れるしかありませんでした。

 

決して何かを期待していたわけではないけれど、まるで自分だけがその場にいないかのような扱いに、チクッと胸が痛んだのです。

 

その日の夜、少し勇気を出して、夫に自分の気持ちを打ち明けてみました。すると夫は「全然気づかなかった。ごめんね。次からは僕がフォローする」と言ってくれたのです。

 

 

義母との関係は大切にしたいので直接は言いませんでしたが、夫が気持ちをわかってくれただけで、私の心は驚くほど軽くなったのです。

 

この出来事から、義実家で感じる小さなモヤモヤや違和感などは、ひとりで抱え込まずに夫婦で共有することが大切だと改めて感じました。これからは、もしまた同じようなことがあっても、夫婦で乗り越えていけるような気がしています。

 

著者:吉岡愛/30代女性/結婚7年目の専業主婦。娘は小学2年生。日々の家事や育児に奮闘中。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

※AI生成画像を使用しています

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