自分の息子の誕生日会なのに!?
ボスママは近々、息子くんの誕生日会を開くとのこと。その場にいたママ友たち全員、誕生日会に誘われたのですが、ボスママは「みんな手料理を持ち寄ってね。うちは場所だけ貸すから!」とニッコリ。
私は「誕生日会なのに持ち寄り!? 自分の息子の誕生日なのに場所だけ提供!?」と、びっくりして心の中で叫んでいました。
すると、それを聞いたママ友Aさんが静かにティーカップを置き、「それって、持ち寄りっていうか、外注っぽくない? 私たち利用されてるって感じ」と笑顔でひと言。その場が凍りつき、ボスママは、スン……と真顔になりました。
そして、気まずい空気をかき消すようにママ友Bさんが「うちは忙しいから買っていくね! 金額決めてみんなで持ち寄りってことでいいかな?」と発言。それに続いて他のママ友たちも「うちもそうする~」「被らないように買って持っていくね」と次々に賛同。ボスママは何も言えなくなり、「まあ、そうね……じゃあそれで……」とボソッと呟きました。
その後、全員同程度の金額で食べ物や飲み物を持ち寄って、無事にボスママの息子くんの誕生日会は開かれました。私はこういうとき、変だと思っても我慢してしまいます。しかし、ママ友Aさんの発言を聞いて「やさしさと我慢は違う」ということに気付かされました。きちんと「NO」と言うことの大切さを学んだ出来事でした。
著者:高木美沙/30代・女性・一般事務。2人兄弟を育てるシングルマザー。
イラスト:市田スナオ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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