ひと手間かけるだけで中華の達人の味に!
今回ご紹介するのは、フジテレビ『ホンマでっか!?TV』で、中華料理の重鎮・菰田欣也シェフが作った「絶品あんかけ炒飯」です。
冷凍食品、24年連続売上1位というニチレイフーズの「本格炒め炒飯®」は、なんと1秒に1個以上売れているのだとか。
「プロが作ったようなチャーハンが中に詰まっている」と菰田シェフも絶賛する本格炒めチャーハン。
だったらそのまま食べたらいいのでは(笑)?と思うものの、今回は菰田シェフのアレンジで女性や年配の方にも食べやすいチャーハンに変身しちゃうというんだから興味深々です。
早速作ってみました!
菰田欣也シェフ「絶品あんかけ炒飯」のレシピ
材料(2人分)
・本格炒め炒飯…1袋
・サラダ油…小さじ2
・卵…2コ
・水…350ml
・カニ風味かまぼこ:お好みで数本(今回は1パック)
・砂糖…小さじ1/3
・コショウ…少々
・水溶き片栗粉…適量
作り方①フライパンで卵を焼く
フライパンに油を入れ中〜強火で熱し、卵を割り入れ目玉焼きを焼きます。
【菰田シェフポイント①♡】炒飯を作るときは溶き卵を使いがちですが、目玉焼きは白身が焼けて香りがする。その香りをも調味料として使うのだそうです。
作り方②冷凍炒飯を加える
白身がかたまって香りが出たら、上から冷凍状態のまま炒飯を加えます。
作り方③フライパンをお箸でかき混ぜる
お箸で卵を切るようにかきまぜます。
【菰田シェフポイント②♡】おたまでかき混ぜるのを見かけますが、おたまはお米が潰れるのでNG!お箸で空気を入れるようにグリグリかき混ぜるのが◎。
【菰田シェフポイント③♡】家庭でフライパンを振るのは禁止!フライパンを火から離すことで温度が下がりきっちり炒まらないのが理由。強火ではなくても、最大限の熱をフライパンに保っていたいので火からフライパンを離さないようにするのがポイントです。
作り方④炒飯をお皿に移す
菰田シェフを信じて、お箸で5分ほどかき混ぜました。
冷凍状態のお米が溶けて重かったお箸でしたが、お米が炒まってパチパチいうようになる頃には混ぜる手も軽くなりました。
お箸をたて気味にして空気が入るように混ぜるのを心掛けていると、びっくりするくらいパラパラに!
レンジで調理したら、もう少し水っぽい出来上がりになるので、このひと手間スゴイ!と感動です。
出来上がった炒飯はお皿に移しておきます。
作り方⑤フライパンに水とカニ風味かまぼこを入れる
チャーハンを炒めたフライパンに水を入れて火にかけ、カニ風味かまぼこをさきながら入れます。
【菰田シェフポイント④♡】カニ風にかまぼこは魚の風味や色合いを足してくれるのだそうです。
フライパンをそのまま利用するのは洗い物が減るので嬉しいですね。
作り方⑥砂糖とこしょうを加える
⑤に火が入ったら、砂糖とこしょうを加えます。
【菰田シェフポイント⑤♡】砂糖は味付けのためというよりは、全体の角をとって脂っこさを消す効果があるのだそうです。
作り方⑦水溶き片栗粉を入れる
⑥に水溶き片栗粉を加えてとろみをだします。
少しずつ入れて、お好みのとろみ加減で止めてくださいね。
作り方⑧炒飯にあんをかける
⑦をお皿に盛っておいたチャーハンにかけたら完成です。
スタジオゲストも驚愕する「絶品あんかけ炒飯」完成!
え!これ私が調理したの!?と驚くくらい、お店さながらの「あんかけ炒飯」が完成しました。
チャーハンは言わずもがなおいしいのですが、卵を加えて炒めたことによってパラパラ具合と風味がたっておいしく感じます。
その上に、ふわっと魚の風味が効いたあんがかかっていることで、とろっと食べやすく上品に。
菰田シェフが、男性が好むようながっつり炒飯を、女性や年配の方でも食べやすい、上品なチャーハンにアレンジすると言っていた意味が分かりました。
これはちょっと食欲が落ちているときなんかでも食べやすいですし、我が家のような大飯食らい一家のカサ増しにも効果的(笑)。
スタジオゲスト、お笑い芸人の3時のヒロイン・かなでさんは、一口食べておいしすぎて身震いしていたほど(わかる!!)。そのままでもおいしいけど、味に深みが出てワンランク上のおいしさになるとコメントしながらパクパク。
さんまさんも「卵が効いてる!」と大絶賛でした。
我が家でももちろん大好評。あんかけチャーハンは今まであまり食べたことなかった高校生の息子ですが、「これうまい!」とかきこんでいました(我が家のレパートリー追加に決定!)。
菰田シェフの「絶品あんかけ炒飯」は、まるで専門店のような仕上がり。冷凍炒飯を冷凍庫に常備しておけば、忙しい日のランチや夜ごはんにもすぐ作れるのがうれしいポイントです。
お客さんにふるまっても冷凍食品と気づかれないかも!?
ひと手間でここまで変わるなんて、試してみないと損!ぜひおうちで菰田シェフアレンジの「絶品あんかけ炒飯」、挑戦してみてくださいね。