近所の人だと思ったら…
その市役所には児童館もあるので、児童館主催の会かと尋ねたところ、そうだと答えられました。日にちが決まり次第連絡するとのことで、電話番号を教えてほしいと言われました。私も普段からその児童館に通っていることや、相手が小学生を育てるママで、同じ幼稚園に通っていたと話していたので、警戒心を持たずに番号を教えてしまいました。
しかし解散するとき、彼女は土地勘のない様子を見せました。行き止まりの道に進んだのです。近所に住んでいると話していたのに、その通路を知らないはずがありません。
慌てて児童館に電話をすると、そういった子育て懇談会の開催に会場を貸し出すことはないと言われました。市役所にも確認したところ、市役所の一室を借りてネズミ講まがいの行為をする団体による詐欺が横行していると説明されました。
そして翌日から鬼のような頻度で電話がかかってきて、自宅にも何度か訪問されました。夫に、私が不在だと伝えてもらいましたが、怖くなり着信拒否をしました。育児疲れで警戒心が薄れていたことを、深く反省しています。
◇ ◇ ◇
育児中は慌ただしい日々が続き、どうしても警戒心が薄れてしまうことがありますよね。特に、親切そうに見える人に「子育て」という共通の話題を持ちかけられると、つい気を許してしまうのも無理はありません。
フレンドリーな人なのか、悪意を持って近づいてきている人なのかを見極めるのは、本当に難しいものです。ただ、初対面なのに連絡先を聞いてくる人に対しては、理由がどんなものであっても、少し警戒してみるのも大切かもしれませんね。
著者:宮下 尚子/30代女性・パート
4歳の息子を育てる母。今月から4年ぶりに社会復帰。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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