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「もうお家に帰りなさい」夕飯時にも居座る娘の友だち。けれどママさんは放置…。ある日、私からはっきり言った結果…

小学校低学年の娘の友だちが、気づけば毎日のようにわが家に遊びに来るようになりました。その行動は次第にエスカレート。夕飯どきになっても帰ってくれません。ママさんに相談しても特に対応してもらえず……。困った私は直接本人にはっきり伝えることにしました。すると……!?

 

居座るお友だちにはっきり伝えると

娘とAちゃんはとても仲良し。放課後、楽しそうにわが家で遊ぶ2人の笑い声は、私にとってもうれしいものでした。最初はにこやかに迎えていたのです。しかし、次第にAちゃんの行動に少しずつ戸惑いを感じるようになりました。

 

 

週に1、2回だった訪問が、気づけば毎日のように。滞在時間もどんどん長くなり、夕飯の支度を始める時間になっても帰る気配がありません。そして、ついに「おなかすいた。今日のごはん、なあに?」と悪びれもなく言い出す始末。さすがにこれはと思い、Aちゃんのママに連絡してみたのですが、「あら、ごめんなさいね。うちは自由で放任だから、よければ好きにさせてあげて」という返事で、取り合ってもらえませんでした。

 

このままでは、娘が宿題をする時間も、家族団らんの時間もなくなってしまう……。Aちゃんに悪気がないのはわかっているけれど、私の心は焦りと申し訳なさでいっぱいになっていきました。このままではいけない。娘のためにも、わが家のペースを守るためにも、私がしっかりしなくては。そう心を決め、ある日、いつものように夕飯どきまで居座るAちゃんに、勇気を出してはっきりともう夕飯時間だから帰るようにと伝えました。

 

 

彼女はしばらく不満そうにしていましたが、私が毎日同じように伝え続けると、Aちゃんも少しずつ時計を気にするようになり、夕方の5時には自分から「じゃあね」と帰ってくれるようになったのです。今思えば、最初に曖昧に受け入れてしまった私の態度が、状況をこじらせてしまったのかもしれません。

 

自分の家庭を守るためには、ときには心を鬼にして「NO」と言う勇気が必要なのだと痛感した出来事でした。幸い、Aちゃんとの関係が悪化することはなく、娘とは今も変わらず大の仲良しです。何でも受け入れることではなく、お互いの心地よい関係を続けるためにも、大切な一線を引く勇気が必要なのだと学んだ出来事でした。

 

著者:阿部美緒/30代女性/結婚生活14年目の専業主婦。飼い猫の介護中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

※生成AI画像を使用しています

 

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