深夜2時、庭から足音が……!?
ある夜、深夜2時ごろいつものように赤ちゃんが泣いたので寝ぼけ眼でおむつを替え、授乳をしていたところ「ジャリ……ジャリ……」聞き慣れたわが家の庭の砂利を踏む足音がしました。私は「え!? こんな時間に誰……!?」と恐怖で一気に目が覚めました。足音は止まず「誰かが庭に入ってきてる!」と焦っていました。そのとき、1階には夫と上の子どもたちが寝ていました。物音を立てないように、恐る恐る2階から庭を覗くと男がぬぼーっと庭の中に立って揺れていました。急いで動画を撮ると男は私に気づき、花壇を踏み柵を乗り越えて逃げていきました。私は「不法侵入、警察!」と思いましたが、通報をする前に夫を起こして庭を見に行くと車が汚れ、花壇は踏まれ、スマホが落ちていました。
警察に電話しようと思いましたが落ちていたスマホの待ち受け画面が子どもの写真だったので「これは、近所の誰かのパパかもしれない。」と思い踏みとどまりました。翌朝、上の子にスマホの待ち受けに映る子を知っているかと聞いたところ、「〇〇ちゃんだよ!」と近くの友達であることが判明!家までスマホを届けに行きました。
パパが不在だったため、スマホはママに渡しました。そのため、なぜ侵入してきたのかを直接確認することはできず、きちんとした謝罪もありませんでした。結局、その子のパパがわが家に侵入してきた理由はいまだにわからないままです。警察に電話すればよかった? でも、通報すると子どもを傷つけてしまう……。葛藤したのですが、警察へ連絡しなくて良かったのかもしれないと思いました。
◇ ◇ ◇
「通報したら子どもを傷つけてしまうかも」というママの気持ちもとてもよくわかります。しかし、家族の安全を守るためには、たとえ近所の人の可能性があっても、まずはご自身とお子さんの安全を最優先しましょう。通報=相手を犯罪者扱いすることではありません。今回のママのように、動画を撮るなど記録を残しておくことも大切です。可能な限り証拠を残し、相手の特定や事情の確認はご自身で直接対応せず、パパに相談したり警察に連絡したりして冷静に行いたいですね。
著者:山野すみれ/30代女性・主婦/母になり10年が経ちました。子どもは10歳7歳5歳2歳です。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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