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「友だちならタダでしょ普通!」無償で絵を描いてほしかったママから文句の嵐→聞いていた別のママが反論 #私たち仲良くできますか? 25

「私たち、仲良くできますか?」第25話。小学4年生の娘を育てるユズハさんは、隣町のダンススクールへ娘を通わせることに。そこで、ダンスの先生が娘と同じだというママ・カキエさん、モモさん、ミカさんの3人と知り合います。

モモさんとミカさんは思いやりや常識もあるいい人ですが、カキエさんは明らかに見下した態度で接してきて、いい印象はありません。とうとう我慢の限界を迎え、非常識な言動について迷惑だと伝えたユズハさん。しかし、迷惑な言動は相変わらず続き、趣味で絵を描いているユズハさんに、自分にも描いてほしいと言い出します。あまりにも無茶な要求を繰り返すため、ユズハさんが依頼を断ると「今後一切話しかけないで」と、カキエさんは激怒。産休に入る先生へのプレゼントも、ユズハさんだけ何も知らないまま渡されていました。その事実を知ったユズハさんが、モモさんやミカさんにこれまでのことを打ち明けると、2人はビックリ。しかし、カキエさんはあくまでも自分は悪くないと言い張ります。

 

間違っているのはどっち?

カキエさんがウソをついたことで、ユズハさんは産休に入る先生へみんなと一緒にプレゼントを渡せませんでした。しかしカキエさんは、たとえプレゼントを一緒に渡せなくても、同封したカードにユズハさんの名前が書いてあれば一緒に贈ったことになると言い、反省する様子もありません。さらに「私が一緒に贈りましょうって言ったとき、あんまり乗り気じゃない顔してたよ?」と、まるでユズハさんが嫌々参加しているとでも言いたそうです。もちろん、ユズハさんはすぐに否定しました。

 

ところが、ミカさんが「今までユズハさんにしたこと全部聞いたよ」と話し出すと、カキエさんの表情が一変。焦りながら「お世話になったことのある私たちに花を持たせるのが普通だよね?」「だから、3人だけで渡せるように、私がうまいこと調整したんだよ~」と言い出したのです。

 

その言動に、ユズハさんは我慢の限界……!

 

「参加するのが迷惑なら強引に参加させなければよかっただけ」「ウソをついてまで、私を排除しようとしたのは納得がいかない」と言い、「私、おかしなこと言ってるかな?」と、カキエさんに聞き返しました。
 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

 

仲良くできますか?/しろみ

仲良くできますか?/しろみ

 

カキエさんは絵の件を持ち出して「先に迷惑をかけてきたのはそっちでしょ?」とひと言。義実家にも飾ると言ってあげたのに、お金を取るなんて図々しいと怒り出しました。

 

しかし、最初にお金を払うと言ったのはカキエさんのほうです。そのことをユズハさんが問い詰めると、自分からお金を払うと言ったことは認めたものの「私が提示した金額を受け入れなかった!」とさらにヒートアップ。「友だちなら無料で引き受けるのが普通。それなのに、あんな値段をふっかけてくるのは図々しい」というのが、カキエさんの主張です。

 

2人だけで話していてもらちが明かないと思ったのか、カキエさんは「社会で働いていて常識のある2人からも、言ってやってよ!」と、ミカさんとモモさんにも意見を求めたのですが……。


「それは、カキエさんが間違ってるよ」

 

モモさんからの言葉が想定外だったのか、カキエさんは「……え?」と言葉を失い、さっきまでの威勢のよさはすっかり消えてしまったのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

自分にとって「普通」だった『友だちなら、才能や手間を無料で提供するべき』という考えをモモさんに否定され、カキエさんはショックを受けているようです。親しき仲にも礼儀ありという言葉もあるように、関係が近いからこそ、相手を尊重して礼儀を重んじるべきでしたね……。


さらに今回は、オリジナルの絵という値段がつけづらいもののやりとりだったことも、トラブルに発展した理由の一つだったのかもしれません。ママ友は子どもを通じて知り合う関係で、簡単に距離を取れないことが多いからこそ、お互いが嫌な思いをしないように、節度ある行動を心がけたいですね。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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