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「何歳?男の子?」また!?スーパーで毎回声をかけてくる女性→数年後、子ども不在なのに再び視線を感じ…

子どもと一緒に出かけているとき、知り合いでもない同じ女性にたびたび話しかけられるようになりました。最初はささいなことと思っていた違和感が、繰り返されるうちに次第に不安と恐怖へと変わっていき……。

何気ない会話から始まった違和感

子どもがまだ1歳くらいのころ、近所のスーパーで60代くらいの女性から突然「何歳? 男の子? 女の子?」と声をかけられました。最初は驚いたものの、世間話のようなやりとりで、特に気にすることもなく終わりました。

 

しかし、その後なぜかその女性との遭遇が続くようになり、毎回「何歳? 男の子?」と聞かれるのです。忘れっぽい人なのか、わざとなのか……次第に違和感を覚えるようになりました。

 

夫と一緒でも変わらず声をかけられ…

夫にもこの女性のことは軽く話しましたが、「そういう人もいるよね」という反応でした。ところが、ある日、夫と子どもと3人でそのスーパーへ出かけた際、また同じ女性が近づいてきたのです。男性がそばにいればためらうかと思いましたが、まるで気にする様子もなく、いつもと同じ調子で話しかけてきました。

 

夫は初対面でしたが、急にあいさつもなく「何歳? 男の子?」と言って子どもに近づこうとする女性に違和感を覚えたようです。夫婦で「少し危ないかもしれない」と思うようになり、警戒すべき相手として意識するようになりました。

 

 

決定的に「怖い」と感じた出来事

それ以降もその女性に声をかけられましたが、会釈程度で済ませてきました。しかし、数年経ち子どもが小学生になったころのこと。子どもの習い事の合間に私ひとりでスーパーへ立ち寄ったときに、再びその女性を見かけました。

 

子どもがいないので声をかけられることはないだろうと思っていたのですが、先に会計を終えた女性は、なぜかセルフレジの入り口へ再度回り込み、会計中の私をのぞき込むように視線を向けてきたのです。

 

その視線の先は、ちょうどいつも息子が立っているであろう位置。まるで「子どもがいるか」を確認しているようで、背筋が凍りました。さらにその女性は、店の外に出てキョロキョロとこちらを確認しながら待っていたのです。私は恐怖を感じ、遠回りして帰宅しました。

 

 

最初は「ちょっと変わった人」程度でしたが、繰り返されるうちに強い不安に変わっていきました。実害はないものの、今ではできるだけひとりで外出しないようにし、ネットスーパーを利用して女性と接触しないようにしています。また、家族で情報を共有し、子どもには見守りGPSを持たせて、万が一に備えた対策を取っています。

「何かおかしい」という小さな違和感を軽視せず、家族を守る行動が必要だと感じた体験でした。

 

 

著者:有沢 なほ/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。フルタイムで住宅関連の仕事をしながら、副業でライター業にも取り組むハイブリッドワーママ。子どもの「やってみたい!」を費用面で諦めさせたくなく、副業をスタート。子どもとのテレビゲーム、野球練習が休日の楽しみ。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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