息子のイヤイヤが始まったのはちょうど1歳のころでした。ネットで1歳児のしつけの方法などを調べてみたのですが、それを見て自己嫌悪に陥ったりと育児に自信がなくなってしまいました。そこで、子どもをどうにかするのではなく、私自身の性格を分析することにしたのです。今回は、イヤイヤ期を迎えた息子とどうかかわったのかを紹介します。
怒らないほうがいいのはわかっているけれど
1歳当日に急に歩き始めるようになった息子の身体能力にはただただ驚きました。1週間もするとソファや椅子の上り下りはもちろん、あっちからこっちからいろいろな物を引きずってきて歩き回っていました。
それと同じくして始まった息子のイヤイヤ。それに加えて、私も仕事を多くもらえるようになった時期が重なってしまったのもあって、日々忙しく過ごしていた私は言うことを聞かない息子にイライラしっぱなしでした。
怒ればもっと反抗するのはわかっているのに、集中しているときにちょっかいをかけられたり、息子が片付けるまでに時間がかかったりすると、どうしても怒鳴ってしまうのです。
イライラしたら見ないこと
イライラすると怒鳴ってしまうため、片付けなどに時間のかかる息子をなるべく見ないようにしました。すると、「片付けようね!」と言ってからすぐではなく、もう少し遊びたい欲求を自分の中で満たしてから数分後に片付けを始められることに気付いたのです。
それがわかり、今では何ごとにも真剣な表情で取り組む息子を見ているのが大好きです♪
マニュアルを読むとイライラは倍に
私はマニュアルや周りの子どもと比べてばかりで、育児に対する自信と気持ちの余裕を失っていました。何事にも一生懸命な息子の表情を見落としていたのです。
育児本などのマニュアルを参考にしていましたが、その子個人の性格があるのでなかなか思い通りにいかないことも。イライラして自己嫌悪に陥り、育児に自信をなくすことがありました。
息子はイヤイヤ期に入りましたが、かんしゃくを起こすことは滅多になくなり、私も気持ちに余裕を持つことができています。 まずは私自身の性格を理解して、それから子どもと向きあうことができたのがよかったです。
著者:桜井あき
子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。