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「ちょ、何してるの!?」息子の友だちを車に乗せて習い事へ→トンデモ行動連発で恐怖のドライブに!?

長男が小学1年生だったころの冬休み、通っているスイミングクラブの記録会に参加することになりました。そのクラブには、小学校は別ですが保育園時代の友だちも通っていて、記録会にはその子も参加するとのこと。その子のママから「仕事の都合で集合時間に間に合わないから、行きだけ一緒に車に乗せてほしい。帰りは私が迎えに行くから」とお願いされました。保育園時代から知っている親子ですし、送りだけならと快く引き受けることにしたのですが……。

やってきたのは元気いっぱいの友だち

記録会の当日、友だちのママが仕事に行く前に迎えに行き、ママさんの車からジュニアシートを私の車へ乗せ替えました。そして、長男と友だちを車の後部座席に座らせて準備完了。

 

保育園以来に会った友だちは、以前にも増して元気いっぱい。出発しようとしたそのとき、後部座席を振り返ると驚くことに、友だちが長男のほうにピッタリ体を寄せてはしゃいでいるではありませんか。なんと、先ほど着用したはずのシートベルトを外してしまったようでした。

 

「〇〇くん、危ないよ! シートベルトをしてね!」と私が慌てて声をかけると、いったん自分のシートへと戻りシートベルトをするのですが、またすぐに外して、長男の隣に移動してしまいます。

 

 

ハラハラドキドキのドライブ

何度注意してもシートベルトを外してしまい、ついには座席で飛び跳ねる友だち。いっこうに私の言うことを聞いてくれません。いくらよその子とは言え、このままだと危ないと思い、強い口調で叱りました。

 

すると、友だちはびっくりしたのかおとなしくなり、なんとか出発することができたのです。無事に会場へ到着したものの、「もし事故でも起きていたら……」と思うと、私は全身の力が抜け、汗びっしょりになってしまいました。

 

帰り際に、そのママ友に車内の出来事を伝えると、「別にシートベルトをしなくても、後ろだからいいじゃん」と言われてしまいました!ママ友は、後部座席はシートベルトをしなくても大丈夫だと思っていたそうです。万が一に事故が起きてしまったときの危険性などを伝えると、「ごめんね。これからは気をつけるわ」と言ってくれたので、ママにはわかってもらえたと思いたいです。

 

帰り際に友だちのママに車内での出来事を伝えると、「後ろなら別にシートベルトしなくても大丈夫でしょ」と言われてあぜん。どうやら、後部座席ではシートベルトが不要だと思っていたようでした。

 

私は、万が一事故が起きたときの危険性や、後部座席も含めてシートベルトの着用が法律で義務付けられていることを伝えました。すると、「ごめんね、これからは気をつけるわ」と言ってくれたので、きっと伝わったのではないかと思います。

 

 

車内で自由奔放な友だちには、本当にハラハラさせられました。今後もし、よそのお子さんを車に乗せるときには、軽い気持ちで引き受けるのではなく、保護者としっかり安全面の確認をしておくべきだと強く感じた出来事でした。

 

◇ ◇ ◇

 

シートベルトは命を守るための大切な装備であり、道路交通法でも、後部座席を含むすべての座席で着用が義務付けられています。
 

「子どもが嫌がるから」「短い距離だから」「後部座席だから」と油断せず、走行前に必ず着用を確認しましょう。
 

また、よそのお子さんを乗せる場合は、事前に保護者と安全ルールを共有し、運転手が責任を持って徹底することが大切です。

 

 

著者:秋本かなこ/30代女性。2017年生まれと2021年生まれの兄弟のママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。

イラスト:キヨ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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