人生の絶頂期から転落した夫
私が家族は引き立て役じゃないと伝えると、夫は黙り込みました。
























「俺、終わった……?」
リンヤさんは、社会的信用を失い、見るも無残な姿に。
カオリさんが突きつけた離婚届などの書類へサインを促すと、不気味な笑顔で「最後に2人きりで話そう」と詰め寄ります。
話すことはない、早くサインしてと急かされると、リンヤさんはカオリさんの胸ぐらをつかんで激昂。しかし、カオリさんは見事な一本背負いを決め、マモルくんが歓喜の声をあげるのでした。
すべてを失ってしまったリンヤさんに、手を上げられる寸前だったカオリさん。いくら怒りで逆上していたとはいえ、暴力をふるえば、その瞬間に父でも夫でもなくなります。立場やプライドにしがみつくあまり、リンヤさんには正常な判断ができなくなっていたようですね。
思い通りにいかないからといって、暴力に訴えかけるのは間違っています。うまくいかないと思ったときこそ、一度冷静になって状況を判断することが必要となってくるのではないでしょうか。感情に任せて行動するのではなく、置かれた状況を受け入れ、冷静に行動したいものですね。
よういちさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
よういち
