夜、まる子さんが義母の部屋に行くと「明日、内科で薬をもらって、その帰りに靴屋で靴を買いたい」と言われました。お彼岸が近いので、その足で義父にお供えする草餅も買いたいとのことで、まる子さんも了承したのですが……。翌日、すでに午前11時になっているのに動き出す様子のない義母。結局、午前中の受付時間ギリギリに病院に滑り込むことになり、昨晩共有された予定は一体……? と、まる子さんは拍子抜けです。
前回も条件は同じだったような…

病院の予定がずれ込んだため、買い物は後日にするのかと思いきや、義母は予定通りショッピングモールにある靴屋に行くと言うので、引き続き付き合うことに。しかし、そこは前回散々文句を言って買わずに帰ってきたお店。

義母は、商品券を持っているから多少高くても買うと言いますが、商品券は前回も持っていたんですけどね……。

というわけで、義母の靴選びがスタート。

よさそうなものがあっても、商品券で買える値段は超えてしまいます。

商品券を使うと言っていませんでした……?

「色なんてなんでもいいのよ」とおっしゃっていた気が……。

えぇ……。このタイミングで!?

トイレから出てきた義母は、私が履いているような靴がいいと言い出します。


さすがに紐靴は難しいと思うので、説得。

靴選び、第2ラウンドに突入です。

結局、決められず、喉が渇いたと言い出したので、仕方なくフードコートへ移動。
※王子…まる子さんの息子、義母の孫

すると、ほかにも靴屋があるはずだから、そっちも見ると言い出します。


さすがにそれくらいは自分で選んでください……!


決まっているなら、最初から言ってくれればいいのに。

義母がアイスを食べる間に探してみたものの、やはり靴屋は見つかりませんでした。それを伝えると……。

いや、知らないって!!

そして、何も買わずに帰ることに……。前回とまったく同じなんですけど!
病院に行くのが予定より遅くなったため、買い物は後日にするのかと思ったら、義母は行く気満々でした。というわけで、靴屋に行くことになったのですが、義母が指定したのは前回散々文句だけ言って結局買わなかったショッピングモールに入っているお店。「今回は商品券があるから、少々高くても買うから」と言いますが、商品券は前回も持っていたので、結局条件は変わりません……。
靴屋に到着し、いくつか試してみましたが「高い」「この色はあんまり」と、前回同様に決められない様子を見せる義母。結局、喉が渇いたと義母が言い出したので、何も買わずに一旦フードコートへ移動することにしました。アイスを食べながら「靴屋がもう一軒あったはずだから、そっちも見る」と言いますが、ほかに靴屋はないはずです。
念のため、義母がアイスを食べている間に店内を回ってみますが、やはり靴屋は見つからず……。それを義母に伝えたところ「じいちゃんが生きてたときはあった」と、お決まりのフレーズ。もう決まらないなら帰ろうと促し、帰路につきました。……結果として、前回とまったく同じことの繰り返しになり、本当に苦痛です。
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なかなか決められない人の買い物に付き合うのは、思っている以上に負担が大きいですよね。最終的に購入という結果になれば、多少は気持ちが変わるかもしれませんが、散々付き合った挙句に「やっぱり買わない」となると、ガッカリしてしまうのも無理はありません。
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