B-1グランプリにも出場!小樽のご当地グルメ「小樽あんかけ焼きそば」
「小樽あんかけ焼きそば」とは、いわゆる五目あんかけ焼きそばのことを指します。昭和30年代に小樽であんかけ焼きそばが広まったと言われています。
小樽といえば、海鮮のイメージも強く「なぜ小樽であんかけ焼きそば?」と疑問でしたが、寒い冬に小樽の人々の体を温めるために普及していったとも言われているようです。
2011年にはあんかけ焼きそばを全国に向けてPRすべく、「小樽あんかけ焼きそば親衛隊」という市民団体も発足しました。ご当地グルメの祭典として有名なB-1グランプリに、小樽のソウルフードとして出展したこともあるんですよ。
「これが小樽あんかけ焼きそばである!」という明確な定義があるわけではないものの、よく焼いた麺と多めのあんが特徴であるようです。
地元民に愛される名店「麺処 龍仁」
今回あんかけ焼きそばをいただくために訪れた「麺処 龍仁」は、地元民から愛される人気店。バス停「入船4丁目」から歩いて3分ほどの場所にあります。駐車場は12台あるので、車でも安心です。
開店時間の午前11時少し前に到着すると、私たちが一番乗り。開店と同時に入店できました。明るく綺麗な店内には、カウンター席が4席とテーブル席が4席あります。
あんかけ焼きそばが到着!そのボリュームにびっくり
龍仁のあんかけ焼きそばは、「しょうゆ」と「しお」の2種類(各1,080円)。塩味のあんかけ焼きそばは珍しいと思い、今回は「しお」を注文しました。
注文してから10分ほどで、あんかけ焼きそばが運ばれてきました。まず驚いたのは、そのボリューム!お皿がとても大きく、餡もたっぷりかかっていてずっしりと重みを感じました。
餡には、野菜や豚肉、エビなど具材がたっぷり。
香ばしく焼き上げられた麺に、あっさりとした塩ベースの餡がよく絡みます。餡に具材の うまみが溶け込んでいて、とってもおいしい!
お皿のふちに添えられたからしを溶いて食べると、さっぱりとした辛味が加わりまた違った味わいに。ボリューム満点ながら、味変を挟むことで最後まで飽きずにおいしく食べられましたよ。
この日は土曜日でしたが、私たちが着席してから徐々にほかのお客さんが入店し、30分ほどで店内は満席に。お店を出る頃には、何組か待っていました。開店と同時に入店して正解でした!
小樽を訪れた際には、色々なお店であんかけ焼きそばを食べ比べてみるのも楽しそう!
北海道のご当地麺グルメとして小樽あんかけ焼きそばをご紹介しました。今回ご紹介した「麺処 龍仁」のほかにも、小樽市内の色々な飲食店であんかけ焼きそばが提供されています。お店ごとに味や具材の個性が異なるので、ぜひ食べ比べてお気に入りの一杯を見つけてくださいね。
◆麺処 龍仁
〒047-0021 北海道小樽市入船4-7-8
※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください