ナプキンを見た娘は…
娘が3歳のころ、買い物に出かけたときの話です。私は生理用ナプキンを取り替えるため、娘と一緒にデパートのトイレへ行きました。
しかし、娘は個室の中を嫌がり、「外に出るの〜」と言いながら勝手に鍵を開けようとしてしまい……。なんとか「ダメ、開けないで!」と止め、ズボンを脱いで用を足そうとしたところ、今度はズボンの中を見て、大声で「ママ、もしかしてう◯ち漏らしちゃったの?」と言ったのです。
「ち、違うよ!」
どうやら、娘は経血を違うものだと勘違いしたよう。私は「絶対に周りの人に聞かれた!」と恥ずかしくなり、「ち、違うよ!」と全力で否定。娘は「だって……」と何か言いたそうな顔をしていましたが、すぐに新しいナプキンを下着に装着し、トイレから出たのでした。
その後、家に帰ってから娘には生理について説明。「わかった!」となんとなくは理解してくれたようでした。
私は、娘が生まれてからすぐにシングルマザーになったため、生理のときでも常に娘と一緒に行動しなければいけませんでした。トイレでのハプニングだけでなく、お風呂で私の経血を見て大騒ぎしたことも。ただ、娘が大人になった今では、それもいい思い出です。
著者:大森桜子/50代女性・シングルマザー歴25年。子どもは独立して家を出たため、現在はひとり暮らし。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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