和田家のしょうが焼きに挑戦だ!
今回挑戦してみるのは、NHK『きょうの料理』で料理研究家・和田明日香さんが紹介してくださったしょうが焼きです。
皮ごと薄切りにして、しょうがの香りをガツンときかせるのが、しょうが好きの和田明日香さんのこだわりなんだとか。何度作ってもまた食べたくなる和田家の味と聞くと、俄然興味がわいてきます。
どんなしょうが焼きなんでしょうか。早速作っていきたいと思います。
和田明日香さん「うちのしょうが焼き」のレシピ
材料(4人分)
・豚肩ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)…300g
・たまねぎ…1/2コ(100g)
・しょうが…15g
・キャベツ(せん切り)…適量
・トマト(食べやすく切る)…適量
・砂糖…小さじ1/2
・米油…大さじ1
【A】
・しょうゆ…大さじ2
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・塩…1つまみ
作り方①野菜の準備をする
たまねぎの半量はすりおろし、残りは繊維に沿って薄切りにします。しょうがはよく洗って皮ごと薄切りにしておきましょう。
しょうが、うっかり皮をむきかけてしまい、ちょっと失敗しましたが、そのまま全部入れることにします。
たまねぎのすりおろしはとろみづけになり、薄切りはしっかり炒めて甘みを引き出す役割があるとのことです。
作り方②豚肉に下味をつける
ボウルに豚肉を入れて、砂糖小さじ1/2、すりおろしたたまねぎ、しょうがを加えてもみ込みましょう。
しゃぶしゃぶ用の豚肉がかなり薄く、うまくばらけてくれませんが、こんな感じになりました。
作り方③豚肉を焼き、味をつける
フライパンに米油大さじ1を中火で熱し、薄切りにしたたまねぎを炒めます。焼き色がついたら豚肉をつけ汁ごと加えましょう。
肉の色が変わったら、合わせておいた【A】を加えます。豚肉が塊になってしまっているのが悔しい。ひらひらにしたかったけれど、ちょっと薄すぎたようで、うまくほぐれませんでした。
強火にして汁気がなくなるまで炒めましょう。
そこそこ水分があります。
汁気が飛んでこのくらいになるまで炒めました。結構時間をかけて火を入れましたが、肉が薄いのであまりかたくならないのか。なるほどー。
器に盛り、キャベツとトマトを添えたら完成です!
大人のしょうが焼きに大納得
しょうが焼きとしては甘みひかえめの大人っぽい味ですが、ガツンと濃い味がしっかり入っていて、あとを引く感じです。
一緒に食べるキャベツのせん切りが進むこと。白いご飯も進む進む。うわぁこれはたまりません。
皮ごと入っているはずのしょうがの存在感はあまりなく、全体にからまっているのであろう、おろしたたまねぎやあめ色になっている細切りたまねぎと渾然一体となって、肉の味わいになっているようです。
しっかり火と味を入れた豚肉ですが、しゃぶしゃぶ用肉の薄さに助けられてふんわりとした食感に仕上がっているのも、すこぶる良い感じでした。
うちのしょうが焼きもこれにしよう!
ひとことで言うと、とても素直な味わいで、何度でも作りたくなるというのにも大きくうなずけたしょうが焼きでした。
我が家では、しょうが焼き用として売られている少し厚みのあるロース肉を使うことが多かったのですが、しゃぶしゃぶ用肉を使って作るのがすごーく気に入ってしまいました。
たまねぎをおろして下味をつけることで、味に奥行きが出ている気がします。これ、絶対また作ります。
皆様も、ぜひ、いつもと違う作り方のしょうが焼き、試してみてくださいね!