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家中の「豆腐」がなくなる!【大原千鶴さん流】「"あの粉"つけてドボン」が正解!「究極にウマい食べ方」に大満足!格別です

こんにちは!ドーンとした一品料理もいいけれど、時には小さいおかずを並べて大人っぽく飲みたいライターのやまだかほるです。

数ある居酒屋メニューの中で、目につくと頼まずにいられないものの筆頭が、揚げだし豆腐。自宅で作るのは面倒なのに、すごーく好き、というものです。

なぜ面倒に感じるのでしょう。豆腐の下ごしらえ(水きり)をせねばならない、揚げねばならない、そしてつゆを作らねばならない、と小さいおかずのくせにやけにハードルがいくつもあるのですよね。

おまけに、作ったらすぐに食べなくちゃ、というものだし、作り置きも出来ない、残ってもどうしようもない、とおよそ家庭料理としては、扱いにくいことこのうえない一品。

 

揚げだし豆腐、簡単に作れるって本当?

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

日本テレビ『キユーピー3分クッキング』の中で料理研究家・大原千鶴さんが教えてくださったこのレシピでは、フライパンで少ない油で作るのだそう。

 

それを聞いて、ちょっと作ってみたくなりました。どんな感じだったか、レポートしていきたいと思います。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

材料(2人分)

・絹ごし豆腐(大)…1丁(400g)
・片栗粉…大さじ2
・しょうが…少々
・万能ねぎ…2本
・油…適量

 

【つゆ】

・だし汁…1と1/2カップ(300ml)
・淡口しょうゆ…大さじ1
・塩…ひとつまみ

 

【もみじおろし】

・大根…120g
・一味唐辛子…少々

 

1丁400gの豆腐は見つかりませんでした。写真は360gの豆腐ですが、結果的にはこれで十分。

 

だし汁は昆布とかつお節できちんととりました。

 

一味唐辛子は我が家では消費が激しく、いつの間にか赤いタイプがなくなっていました(泣)。

 

写真に写っているのは一味唐辛子ですが、茶色くて、ものすごく辛いものなので、今回はもみじにせず、普通の大根おろしでいこうと思います。

 

作り方①豆腐の水きりをし、切る

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

豆腐はペーパータオルに包み、10分以上おいて水きりをします。4等分にやっこに切っておきましょう。

 

重しをしなくても、15分程度おくと、結構な水分が出ていました。焦らず時間をかけるのは大事ですね。

 

作り方②薬味の準備をする

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

【もみじおろし】の大根は皮をむいてすりおろし、汁気を軽くきり、一味唐辛子と混ぜます。

 

今回は前述した通り、普通の大根おろしを準備しました。

 

しょうがはすりおろし、万能ねぎは小口切りにしておきましょう。

 

作り方③豆腐に片栗粉をまぶして揚げる

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

小さめのフライパンに油を入れて170℃に熱します。

 

豆腐に片栗粉をまぶしてフライパンに入れ、下面がかたまってきたら、返しながら2〜3分かけて全面を揚げましょう。

 

しっかり水きりしてあると、上手に片栗粉をまぶすことが出来ます。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

半面ずつ揚げていきます。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

表面がカチッとしたら反対側も。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

側面も揚げていきます。小さいフライパンで十分に揚がりました。これはかなり気が楽です。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

衣がカリッとし、豆腐が熱くなったらとり出し、油をきりましょう。全体的にかたまって、いい感じに揚がったのではないでしょうか。

 

もうちょっときつね色が欲しい気もしますが、揚げすぎると厚揚げのようになってしまうのだそうです。2〜3分で衣がカリッとしたら取り出す、とありましたので、おそらく、これで良いのでしょう。

 

作り方④つゆを作る

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

小鍋にだし汁、淡口しょうゆ、塩を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止めます。

 

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

器に豆腐を盛り、もみじおろし、しょうがをのせ、つゆを注ぎ、万能ねぎを散らしたら完成です。

 

急いで食べて!

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

熱々の汁を注いだら、すぐに食べましょう、ということなので、早速。

 

はふはふと言いながらいただきます。うーん。ちゃんと出来てる。ちゃんとした揚げだし豆腐になってる。

 

カリッと揚げた豆腐の衣は、熱いだし汁をかけるとすぐにやわらかくくずれ、汁を含んで豆腐にからむという素敵な役割を果たすのです。この感じ、たまりません。

 

大根おろし、しょうが、ねぎ、という黄金トリオが欠かせないことも再確認です。

 

きちんととっただしの味、淡口しょうゆと塩だけの味つけが、あっさり関西風で奥深い。

 

これは日本酒でしょう、と慌てて冷酒を用意して、後はゆっくり、少しずついただきながら、汁まで飲み干して、ふー、満足。

 

きちんと作る心地よさは別格

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

 

市販のつゆを使ったり、顆粒だしを使えば、もっと簡単に作れるのですが、一度きちんと作ると戻れない気もします。やっぱり違うのよねぇ。

 

全ての工程が、難しくはなくとも面倒であることは確か。そして、豆腐を揚げるのもつゆを温めるのも、食べてくれる人が食卓に揃わないとスタート出来ないことも改めて認識しました。

 

とはいえ、それだけのことはありますね。丁寧に作った出来立てをその瞬間に味わうというのは、我ながら格別でした。

 

時には、こんな一品を準備する日があってもいいね、と思わせてくれた揚げだし豆腐。機会がありましたら、皆様もぜひぜひ。

 

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    著者プロファイル

    ライターやまだかほる

    効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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