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「待って!」搬送直前、母が亡き父にどうしても渡したかった意外すぎる物 #父が亡くなったとき 2

「父が亡くなったとき」第2話。実家で暮らす40代マンガ家・大日野カルコさんが、高齢の父を亡くした日のことを描いたマンガ。突然の別れを迎えた家族は、そのとき何を感じ、どのように父を見送ったのでしょうか?

布団の中で眠ったまま、冷たくなっていた父。カルコさんは泣きながら心臓マッサージをしましたが、意識は戻りませんでした。

突然の父の死にうろたえるカルコさん。一方、母は冷静に対応していて……。

 

母の気丈さが頼もしい

父が亡くなったとき/大日野カルコ

 

父が亡くなったとき/大日野カルコ

 

父が亡くなったとき/大日野カルコ

 

 

父が亡くなったとき/大日野カルコ

 

母はやって来た救急隊員に冷静に事情を説明していました。それとは対照的に、私は頭が現実に追いつかない状態。

そして亡くなった父が搬送されようとするとき、母はなんと亡くなった父に入れ歯をはめさせようとしました。救急隊員に断られてしまったのですが、母の気丈さを痛感。

「入れ歯がないと年寄りに見える」と母は残念がっていました。

 

「気づかうところ、そこかい」と笑えたのですが、これまでいろいろな人とお別れをしてきた、母でこその感覚なのかもしれません。

 

―――

夫を亡くしても取り乱さず、最後まで身だしなみを気にかけた母。その振る舞いは、どこかユーモラスでありながらも、夫への深い愛情が感じられます。悲しみの中でも日常を保とうとする母の強さに、カルコさんも支えられ、少しずつ現実を受け止めていったのかもしれません。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター大日野 カルコ

    くそ地味系マンガ家。著書にエッセイ漫画『39歳、私いつまでこのまんま?~アラフォーからのマインドリセット』。Instagram「40代独女くそじみLIFE」日々更新。

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