長野県塩尻市の給食がソウルフードに!?
日本テレビ『ヒルナンデス!』で紹介された「キムタクご飯」。
昭和2桁世代としては、解散済み某アイドルグループの元メンバーが真っ先に頭に浮かびますが、木村拓哉さんは関係ないんです(笑)。
実はこちら、キムチとたくあん、豚肉などを混ぜ込んだ、長野県塩尻市の学校給食で大人気のメニュー。
スーパーでごはんの素が売られたり、飲食店で提供されたりなど、今や塩尻市民のソウルフードとなっているそうです。
長野県の違う地域に住む知人に聞くと「名前は知っているけど食べたことはない」と言っていたので、少しマニアックなメニューなのかもしれません。
ヒルナンデス!紹介「キムタクご飯」のレシピ
材料(2合・4人分)
・炊きたてごはん(少しかためがおすすめ)…2合分
・ベーコン…4枚(豚肉でも代用可能)
・キムチ…90g
・たくあん…90g(つぼ漬けでもOK)
・薄口しょうゆ…小さじ2弱
・油…少々
ベーコンではなく豚肉を使うときは、薄口しょうゆを少し多めに使い、油はゴマ油にするとコクが出るそうです。
今回はごはん1合分を用意し、その他の材料もすべて半量で作ります。
たくあんは、あらかじめきざまれたものを使用。薄口しょうゆを切らしていたので普通のしょうゆを使いました。
作り方①材料をカットする
キムチとたくあんを2cmくらいの幅に粗くきざみます。キムチの汁は捨てずにとっておいてくださいね。
ベーコンは約1cm幅にカットしましょう。
作り方②ベーコンを炒める
フライパンに油をひき、ベーコンを炒めます。このときは少し焦げ目がつくくらいまで炒めましたが、好みによってカリカリにさせても美味しいかもしれません。
作り方③キムチとたくあんを入れる
きざんだキムチとたくあん、キムチの汁を入れ、軽く炒めましょう。焦げやすいので手早く炒めた方が良さそう。
作り方④味付けする
薄口しょうゆを加え、味をととのえてください。
作り方⑤ごはんに混ぜ込む
あたたかいごはんに混ぜ込んだら、完成!ボウルに入れて混ぜましたが、フライパンにごはんを入れた方が混ぜやすそうでした。
また、お好みで長ネギなどを加えても良いそうですよ。
【実食】お手軽混ぜごはんでおなかいっぱい
見た目はキムチの赤が目立ちます。
味の濃い食材を使っているので「塩けが強いのでは?」と身構えましたが、ひと口食べて驚き。
最初に感じたのは塩辛さではなく、ほんのりとした甘みでした。
ベーコンの旨みが全体をまろやかに包み込み、キムチのコクとたくあんの塩けがよく絡み合っています。
とにかくベーコン、キムチ、たくあん、この3つが奇跡的なバランスなんです。
辛みは思ったより穏やか。学校給食だけあって辛いのが苦手な子どもでもパクパク食べられそうです。
特に印象的だったのは、たくあんのコリコリッとした食感。心地よいアクセントになっていて、おかずなしでもどんどん箸がすすみます。
舌にお子さま感が残る夫にも「子どもが好きそうな味で美味しい」と好評でした!
キムタクおにぎりにしてみた
余ったキムタクご飯をおにぎりにしてみたところ、ご褒美感マシマシに!
冷めても味がぼやけず、キムチとベーコンの香ばしさが感じられます。たくあんのコリコリ感もそのままで、噛むたびに楽しい食感。
ごはんにしっかり味がついているため、お弁当や行楽のお供にもぴったりですね。
炊き込みごはんをよく作る我が家では、こういった混ぜごはんは初めてでした。しかし、ほとんど味付けをしなくていいのでかなり簡単!これからも作ってみようと思います。
我が家のソウルフードになるかも
普段なかなか合わせない3つの食材がこんなにも相性が良いなんて驚きました。大人はもちろん、子どもも一緒に楽しめる味わいなので家族の食卓にもぴったり。
日本テレビ『ヒルナンデス!』で紹介された「キムタクご飯」、ちょっと変わり種のごはんにしたいなという日におすすめです。