普段なら仕事から帰宅する時間になっても、彼は帰ってきません。不安になり連絡を入れると、彼からは「今日は飲み会があるから帰りは遅いって言ったよね?」という返事が。
このとき、私はハッとしました。なぜだか、私は彼の誕生日を1日勘違いしていたのです。本当の誕生日はこの日の翌日。そして、誕生日の前日は「同僚と飲みにいく」と、たしかに以前、彼から聞いていました。
とんでもない勘違いをしており、「なんでこんなミスを……」と、とにかくショックでした。彼が帰ってきた際、「実は……」と勘違いしていたことを告げましたが、もちろん、気合を入れて作った料理は冷め、飾りつけもフライング……。それでも彼は「(勘違いしていたのは)びっくりだけど、その気持ちがうれしいよ」と笑ってくれました。その日はフライングで祝い、改めて、次の日にも誕生日プレゼントを渡すなどお祝いし直しました。
この出来事以降、記念日や誕生日はカレンダーにしっかり記録するようになりました。失敗から始まったお祝いでしたが、結果的に2日連続でお祝いでき、彼と結婚した今ではいい思い出です。毎年、彼の誕生日にはこの話を思い出して、夫婦で笑っています。
著者:川口佳奈/30代女性・最近マイホームを建てた、2人の子どもを育てるアラサーママ。趣味はお菓子作り。
作画:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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