子どもを過保護にした結果…

子どもが小さいころに離婚し、息子3人と一緒に生活をしていた私。離婚したことで子どもに対する申し訳なさがあり、家では子どもに対してかなり手厚いサポートをしていました。周りからは、「このままでは自立できなくなる」「本人のためにならない」とよく言われていました。
そんな生活は子どもが大きくなっても変わらず、何をするにも身の回りの世話は私が対応していました。しかし、最近子どもが社会人になり、同時に1人暮らしが始まったのです。
今まで掃除も洗濯もやったことがなく、ごはんも作ったことがなかった息子でしたが、いざ1人暮らしを始めると、何も困らずにすべて自分で自炊も掃除もできているようで、われながらビックリしました。
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子どもを過保護にしてはいけないと周りからいつも言われていましたが、本人のやる気やタイミングで自ら変わるのだということを学びました。親がいなくても、子どもは育っていくものなんだなぁと、しみじみ思います。
著者:田所みい/40代女性・主婦
イラスト/マキノ
問題児だった次女がまさかの…

小学校・中学校時代は授業中に絵ばかりを描いていた次女。そのため、学校から呼び出されては、先生と面談することが多かった問題児でした。それがだんだんと将来のことを考えるようになってからは、次女は少しずつ勉強を頑張るように。そして、次女から「『絵を描く仕事』がしたい」と言われたときは、「夢を見つけてよかった」とうれしく思いました。
そんな次女は、2024年4月、次女が専門学校へ進学し1人暮らしを始めました。毎日専門学校の課題をこなしていくのが楽しいようで、できた作品をよく見せてくれます。夢に向かって頑張っている次女を、母として応援していきたいと強く思っています。
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絵ばかりを描いて、成績や社会のことにまるで興味がなかった次女。そんな次女だったので、高校卒業後に1人暮らしをさせることがとても心配でした。でも、親が思っているよりもきちんと生活していて、いろいろなことができていました。今は必要なときだけ手助けをしていこうと思っています。
著者:野村日奈/40代女性・主婦
ひとりの時間がほしかったけれど…

休日になると子どもから「家にいると暇だー」と言われるので、どこかしらに一緒に出かけていました。前まではどこに行くにもついてきて、「ちょっとうっとうしいな」と思うほどでした。ところが、最近は友だちと遊ぶほうが楽しいようで、あまり私についてこなくなりました。友だちがたくさんいることはとてもいいことだなと思いつつ、少し寂しいなと思う今日このごろ。
子どもが小さいときはひとりの時間がほしくて、「早く大きくなってほしいな」と思っていましたが、実際に手が離れていくと寂しいものですね。
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子どもは成長とともに親から離れていくので、寂しさを埋めるためにも新たな趣味などを探して、ひとりでも楽しめることを見つけなければと感じています。
著者:清水とあ/30代女性・主婦
まとめ
子育てもいずれは終わりが訪れ、子離れ・親離れすることに。今回の3人の母のエピソードを参考に、子育ての向き合い方や子育てが終わった後のご自分の生き方などを見つめてみるのもいい機会ではないでしょうか。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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