調味液に「ドボ〜ン」して煮込むだけ!シンプルイズ旨い、照り照り鶏♪
今回ご紹介するのは、日本テレビ『キユーピー3分クッキング』で料理研究家・小林まさみさんが紹介していた「鶏肉の直煮」です。
その名の通り、面倒な下準備は一切なし!いきなり調味料の入ったフライパンにドボンの、簡単調理です。
煮るだけでしっとりやわらかく仕上がるならもう今後はこれ一択しかない、と思ってしまったもの(笑)。
本当にそんなうまい話があるの!?期待大です。
小林まさみさん「鶏肉の直煮」のレシピ


材料(4人分)
・鶏肉(もも肉、大)…2枚(600g)
・きゅうり…2本(200g)
・塩…小さじ1/3
・しょうが…1かけ
・ごま油…小さじ1
・炒り白ごま…適量
【A】
・酒…大さじ3
・しょうゆ…大さじ3
・砂糖…大さじ2+1/2
・しょうが汁…大さじ1/2
・長ねぎ(青い部分)…1本分
・にんにく…1かけ
作り方①鶏肉の厚さを均一にする

鶏肉は厚い部分に切り込みを入れて開き、厚みを均一にします。
筋や余分な脂を除き、室温に20分置きます。
ちなみに、我が家の娘は脂身や皮が大好きなので、今回は脂の部分はそのままにしました。
作り方②つけ合わせのきゅうりを切る

つけ合わせのきゅうりを縦半分に切り、スプーンで種を除き、長さを6等分に切ります。

ボウルに入れて塩を加えて混ぜ、10分おいて水気をふきます。
ちなみに、種の部分はきゅうりにおいて結構なウエイトをしめるので、捨てるのはもったいないなと感じますが、こうしておくと水っぽくならないのだそうです。
作り方③にんにくの芯をとり、つぶす

煮汁に入れるにんにくはつぶして芯を除いておきます。
作り方④鶏肉を煮る

フライパンに【A】を入れて混ぜます。

①の鶏肉の皮目を下にして並べ入れ、ふたをして強火にかけます。

煮立ったら中火にして5分煮てからふたをとり、強火にし、ときどき返しながら煮汁にとろみがつくまで3分ほど煮ます。
作り方⑤つけあわせを仕上げる

つけ合わせのしょうがはせん切りにし、ごま油、炒り白ごまとともに②に加えてあえます。
作り方⑥煮た鶏肉をまな板にとり出し、落ち着かせる

④の鶏肉をまな板にとり出し、1分ほどおいて落ち着かせます。
フライパンから取り出した鶏肉をすぐに切り分けると肉汁が出てしまうそうです。1分ほどおいて落ち着かせるのがポイント。
この技は知らなかったので、いつも「アッツ!!アツイ!!」と言いながら頑張って切っていました。
少し落ち着かせることで、温度も下がるので、切りやすさもUPしましたよ。

1分おいたら、1cm幅に切りわけます(確かにいつもよりまな板に肉汁が逃げていない気がします)。
作り方⑦お皿に盛りつけ煮汁をかける

器に⑤と鶏肉を盛り、鶏肉に煮汁適量をかけたら完成です。
「ドボンしただけ」とは思えぬ照りとやわらかさ♪

ほんとにこれだけで味が決まるの?と思いましたが、めっちゃくちゃおいしいです。

いきなりドボンでトータル10分ほど様子をみただけなのに、この照りを見てください!!
見るだけでおいしいとわかりますよね。ね!!
この煮汁、実は万能。茹でた青菜やもやしを和えると即席おひたしになるし、冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったりです。
むしろ、煮汁をご飯にかけて、照り鶏丼にしたら最高かも。
残った煮汁まで活用しつくしてほしい!!(煮込んだ長ネギの青い部分もおいしくいただきました!)
シンプルな材料・ほったらかし調理なのに、驚くほどおいしい「鶏肉の直煮」。
「今日はラクしたいけど手抜き感は出したくない!」という日にぴったりです。一度作ったら、もう“煮込み=難しい”とは思えなくなりますよ♪ぜひお試しください。