看護師に「今日から動いてもらいますよ」と声をかけられ、思わずギョッとしたちかさん。
痛みに耐えながらなんとか起き上がり、「赤ちゃんが待っているから我慢しないと」と、やっとの思いで赤ちゃんのいる部屋にたどり着きました。
初めての授乳は思ったより痛くなかったものの、ちかさんは3時間ごとの移動に不安がよぎります。
さらに、他のママたちが自分よりも軽やかに歩く姿に、驚きを隠せないのでした。
疲れきったママは…



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病室に戻って、「こんなにつらいの、私だけ?」と不安な気持ちに包まれるちかさん。
回復のために歩こうかどうか迷っているうちに、いつのまにか眠ってしまいます。
しばらくして看護師に起こされました。
「お一人ずつにお声かけはいたしません。私たちも忙しいですから」
「すぐ来てください! 赤ちゃんが待ってます!」
看護師の強い口調に、傷の痛みも忘れるほどショックを受けます。
その後、ちかさんは「もう少しマイルドに言ってほしかったな」と小さく愚痴をこぼしながら、再び赤ちゃんがいる部屋へ向かうのでした。
▼出産直後は体力の回復が追いつかず、痛みや不安、睡眠不足などで心も不安定になりやすい時期です。とくに帝王切開後は、体の痛みだけでなく、思うように動けないもどかしさも加わります。帝王切開後はたしかに早期離床が重要ですが、動きすぎる必要はありませんので、眠気や疲労を感じたときは、適宜休息をとりましょう。
看護師の言葉や周囲のママの様子に敏感になってしまうこともあるかもしれませんが、他のママと比べず、つらいときは無理をせず看護師や家族に頼って、赤ちゃんと一緒に、ゆっくり少しずつ前に進んでいきましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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ちか
