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緊急帝王切開の翌日、うたた寝すると看護師がキツイひと言「ひどくない?」いら立って #産後うつ記録 2

「産後うつになった私の記録」第2話。ちかさんは、緊急帝王切開で長男を出産しました。出産後は、痛みが強く、あまり眠れませんでした。

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助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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看護師に「今日から動いてもらいますよ」と声をかけられ、思わずギョッとしたちかさん。
痛みに耐えながらなんとか起き上がり、「赤ちゃんが待っているから我慢しないと」と、やっとの思いで赤ちゃんのいる部屋にたどり着きました。

 

初めての授乳は思ったより痛くなかったものの、ちかさんは3時間ごとの移動に不安がよぎります。
さらに、他のママたちが自分よりも軽やかに歩く姿に、驚きを隠せないのでした。

 

疲れきったママは…

この子がわからない/ちか

 

この子がわからない/ちか

 

この子がわからない/ちか

 

 

 

この子がわからない/ちか

 

この子がわからない/ちか

 

この子がわからない/ちか

 

 

 

この子がわからない/ちか

 

病室に戻って、「こんなにつらいの、私だけ?」と不安な気持ちに包まれるちかさん。
回復のために歩こうかどうか迷っているうちに、いつのまにか眠ってしまいます。

 

しばらくして看護師に起こされました。

「お一人ずつにお声かけはいたしません。私たちも忙しいですから」

「すぐ来てください! 赤ちゃんが待ってます!」

 

看護師の強い口調に、傷の痛みも忘れるほどショックを受けます。
その後、ちかさんは「もう少しマイルドに言ってほしかったな」と小さく愚痴をこぼしながら、再び赤ちゃんがいる部屋へ向かうのでした。

 

▼出産直後は体力の回復が追いつかず、痛みや不安、睡眠不足などで心も不安定になりやすい時期です。とくに帝王切開後は、体の痛みだけでなく、思うように動けないもどかしさも加わります。帝王切開後はたしかに早期離床が重要ですが、動きすぎる必要はありませんので、眠気や疲労を感じたときは、適宜休息をとりましょう。

 

看護師の言葉や周囲のママの様子に敏感になってしまうこともあるかもしれませんが、他のママと比べず、つらいときは無理をせず看護師や家族に頼って、赤ちゃんと一緒に、ゆっくり少しずつ前に進んでいきましょう。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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    マンガ家・イラストレーターちか

    3兄弟のママ、夫も合わせて5人家族。4人の男に囲まれて暮らしてます。家事より飯より絵を描いていたい主婦。

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