出産翌日、看護師に「今日から動いてもらいますよ」と言われ、ちかさんは驚きながらも痛みに耐えて起き上がりました。励まされつつ赤ちゃんがいる部屋へ向かい、赤ちゃんとの初めての授乳を体験。思っていたより痛みもなく安心したのもつかの間、ちかさんは、3時間ごとの移動に不安が募り、さらに他のママたちが自分より元気に動く姿に焦りを感じます。
そして病室に戻ると、疲れでそのまま眠ってしまいました。
「何度も電話したんですよ! 授乳時間は自分で管理してください! 私たちも忙しいので」と、看護師に強い口調で起こされショックを受けたちかさんは、「もう少しマイルドに言ってほしかったな」とつぶやきながら、再び赤ちゃんがいる部屋へ向かうのでした。
ママを追い詰める悩みが







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赤ちゃんがいる部屋に着くと、前回よりも多くのママたちがいて、驚くちかさん。
そこには、厳しい口調で声をかけてきた看護師の姿もあり、ちかさんは思わず戸惑います。
すると、初日に対応してくれた別の看護師が通りかかり、やさしく励ましてくれました。
さらに、ここ数日はお産が立て続けにあり、人手が足りていないことを聞いて、忙しい中であの厳しい看護師が自分を呼びに来てくれたことを知り、「他のママたちに迷惑をかけたかも」「ママとしてしっかりしなきゃ」と気持ちを奮い立たせます。
その後は母乳をあげる時間に遅れることはなくなりましたが、今度は赤ちゃんが授乳中に寝てしまうことに悩みます。おっぱいが張ってしまうため、看護師の勧めで手搾りを試すことになりましたが、その大変さに、ちかさんは心が折れそうになるのでした。
▼授乳や搾乳は、慣れるまでは思った以上に大変な作業です。母乳が思うように出なかったり、痛みや疲労で気持ちが落ち込むことも少なくありません。母乳や搾乳の量が足りているのか、ミルクを足したほうがいいのか、不安になることもありますよね。
迷ったときは一人で抱え込まず、授乳の専門家である助産師に相談してくださいね。もちろん病棟の看護師でも、助産師や小児科につないでくれるので遠慮せずに声をかけてくださいね。
「うまくできない」と感じても、それは誰もが通る道。少しずつ慣れていけば大丈夫です。赤ちゃんと一緒に、ゆっくり母乳育児のペースを見つけていきましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
ちかさんの最新投稿は、Instagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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