最初、ドラム式は値段が高いので縦型で考えていましたが、家電量販店で「乾燥機能をよく使用する場合はドラム式が向いていますよ」と教えてもらいました。わが家は夫婦そろって花粉症、梅雨や冬にも使う頻度が高いので、思い切ってドラム式を購入することに。およそ28万円と高価な買い物でしたが、心から買ってよかったと思いました。
たくさんの便利機能
私が買った洗濯乾燥機は日立の「BD-SX110CL」です。洗剤の自動投入機能があり、事前に液体洗剤と柔軟剤を入れておくことで、ボタンひとつで洗濯乾燥まで終えることができます。洗剤を入れる、洗濯物を干す、洗剤を詰め替えなくてよくなります。
夫がこの機能を気に入り、この機種を買うことに決めました。液体洗剤と柔軟剤の入れ違いをしなくてすむことに惹かれたようです。家事に慣れていない人ならではの理由ですね。
お手入れがラク
ドラム式の場合、使用後の乾燥フィルターのお手入れは必須です。この機種の場合、ワンタッチでできるので手間がかかりません。糸くずフィルターは振るだけでゴミが取れ、どちらも水洗い可能です。
また、AIが洗い方や洗濯時間を自動で調整するので、節水にもなります。汚れの量が多いときは時間を延長してくれるので、うんち漏れしたときの肌着の汚れも落ちました。
もちろん、チャイルドロック機能も付いているので安心。ドアの開閉が好きな息子も、何度引っ張っても開かないとわかり、諦めがついたようです。
ガビガビタオルがふんわりタオルに
私が一番感動したのは、ふんわりとした仕上がり。「風アイロン」という時速約300kmの高速風でシワを伸ばす機能なのですが、アイロンがけをする手間が省けます。そろそろ雑巾にしようかなと思っていたガビガビのタオルが、ふわふわに復活しました。生地が硬くなっていたお下がりの服もやわらかくなり、まだまだ使えそうです。
意外と電気代の節約にも!?
これまで、乾燥が必要なときは浴室の衣類乾燥を使用していました。しかし、これは電気代が高いと言うことが判明! 浴室乾燥の消費電力は洗濯乾燥機より高いのです。
ボタンひとつで洗濯乾燥がすむ上、電気代も抑えられるなんて驚きました。私は電気料金の安い時間帯に使用し、節電しています。また、違う種類の洗剤に買い換えるとき、詰替用だけを買えばいいので更に節約できています。
高価な買い物でしたが、買ってよかったと思います。この洗濯乾燥機を買ってから、時間にも心にもゆとりを持てるようになりました。干し忘れることもなく、荒れた手で冷たい洗濯物を触らずにすみ、ストレスなく過ごせています。
著者:大森りさ
0歳と2歳の兄弟の母。長男は発達支援施設に通っている。主に妊娠・出産・子育てについての記事を執筆している。
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