ツバサがワンオペ育児を始めて1週間。
趣味仲間の谷川さんがツバサ宅を訪問すると、妻ノゾミさんのお母さんがお出迎え。「今日はどうされました?」と聞かれ、様子を伺いに来たことを告げます。するとサクラちゃんが寄ってきて、以前谷川さんがあやしてくれたことを覚えている様子。
谷川さんがツバサさんの居場所を聞くと…。
「鉄道の写真を撮りに行きました」自宅にいないことに谷川さんは驚き













ツバサさんの様子を伺う谷川さん。お義母さんの話では最初の1週間は頑張っていたものの、家へ行くとサクラちゃんは号泣し、部屋は大荒れの状態。ツバサさんは部屋にこもり、朝早くから鉄道の写真を撮りに出かけてしまったよう。谷川さんは連れて戻ることをサクラちゃんに約束するのでした。
慣れないワンオペ育児に奮闘したツバサさんですが、頑張り続ける糸が途切れてしまったようです。もともと育児にはあまり関わってこなかった分、思うようにいかない現実に戸惑いも大きかったのかもしれません。
生後から2歳ごろまでは、育児期間の中でも特に大変な時期。一人で抱え込まず、身近な人に協力を求めたり、行政のサポートを利用したりすることも大切です。
そして今回の経験を通して、ツバサさんも少しずつ妻の大変さや気持ちを理解できたのではないでしょうか。頭でわかっていた“育児の大変さ”を身をもって知ったことで、これからの向き合い方が変わっていくかもしれませんね。困ったときは、一人で抱え込まず、まずは身近な支援先に相談してみましょう。
例えば、以下のような相談窓口があります。
児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」
内容:子育てに関する悩み、しつけ、家庭内の困りごと、虐待かもと思ったときも含めて幅広く相談可能。
電話:189(いちはやく)または0570-783-556(お住まいの地域によっては、この番号に繋がります)
受付:24時間365日、最寄りの児童相談所につながる。
親子のための相談LINE(こども家庭庁)
内容:育児の悩みや心配をスマホから気軽に相談できる。
方法:公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/stf/kodomo/kodomo_kosodate00001.html)からLINE追加→チャット相談。
時間:原則24時間対応(返答は時間がかかる場合あり)。
よういち