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「ゴミじゃなくて料理なの?捨てちゃった♡」飯マズ嫁といびる義母「え、やば…」私が凍りついたワケとは?

食卓は、家族団らんの大切な時間。愛情のこもった手料理を囲めば、自然と会話が弾み、笑顔がこぼれるものです。しかし、そんな楽しいはずの食事の場を、理不尽な「嫁いびり」の舞台に変えてしまう強烈な義母が……。

今回は、そんな「料理」をめぐって義母が引き起こしたトンデモエピソードを2本ご紹介します。嫁の料理に「マズい」とケチをつける義母に、陰湿な手口で嫁を苦しめるあくどい義母。嫌がらせが大好きな義母たちを待ち受ける痛快な結末とは……?

 

「捨てといたわ」私の料理をマズいと酷評、捨てた義母。その料理は…!勘違いで義母撃沈!?

料理を捨てる義母

 

新婚の私たち夫婦は共働きなので、生活費も家事もすべて仲良く半分にしています。夫は私の料理がとても好きで、いつもほめてくれます。

 

明日は、初めて義母に手料理を振る舞う日。お義母さんも、おいしいと言ってくれるといいのですが……。

 

義母が私たちの自宅に来て、さっそく私は料理をお出ししました。すると義母は、私の料理をひと口食べただけで「マズい!」と絶叫。「こんなマズい料理を、息子に食べさせているだなんてありえない!」とまで言われてしまいました。

 

傷んでしまったのかと思い、慌てて自分で食べてみましたが、味見したときと同じ味。確かに絶品というほどの出来ではなかったと思いますが……。

 

義母は私の料理すべてに文句をつけ、私のことを「飯マズ嫁」「料理下手女」などと、けなしてきたのです。夫は怒り、「帰れ!」と義母を追い出してしまいました。

 

 

飯マズ嫁と義母に笑われて…

義母から文句をつけられ、自分の料理に自信をなくしてしまった私は、料理が趣味の兄を自宅に招待し、料理を食べてもらうことに。

 

夫はやさしいので、いつも無理して食べていてくれたのかも……そう心配していましたが、兄は何を食べても「おいしい!」と絶賛。何度も「正直に言って」と念押ししましたが、それでも兄は「おいしいって!」と言ってくれて、私はひとまずホッとしました。

 

それから数日後、義実家にお呼ばれした私たち夫婦。義母は、たくさんの手作り料理でもてなしてくれました。自分の料理を食べさせ、私に料理を学ばせたかったようです。

 

どうやら義母は、私が料理下手だと義父にも言っていたようで、「若いのだから、料理はこれから覚えたらいい。誰でも最初は失敗するものだよ」なんて言って、義父は私を慰めてくれました。

 

義父にも完全に料理が下手だと思われていて苦笑いする私。そんな私を見た夫は、私の料理の写真を義父に見せて、私は料理上手だとほめてくれました。すると、義父は「じゃあ今度ごちそうしてもらおうかな!」と笑顔で言ってくれたのです。

 

義母の話と事実にズレがあると状況を察したのか、それから義父は何度も私のことを助けてくれました。義母が私へ嫌みを言おうとすると、それをさえぎるように義母の料理をほめたり、次の話題を振ってくれたりしたのです。義父の気遣いと夫のフォローのおかげで、なんとか義実家での食事会を乗り切ることができました。

 

しかし義母はそのせいで不完全燃焼だったようで、後日嫌みを言うために私に連絡してきたのです。「お父さんも息子もあなたをかばっていたけど、あなたの料理は食べられたものじゃないわ。少しは勉強しなさい。毎日あんなマズいものを食べさせられているなんて息子がかわいそうだわ」と言われました。

 

そして、来週の義母の誕生日を、私の手料理で祝ってほしいとリクエストしてきたのです。義母の魂胆は見え見え……。私は辞退しようと思い夫に相談すると、サプライズを計画していると聞かされました。私は詳細を聞いて納得。義母の頼みを受け入れることにしたのです。

 

 

義母の誕生日会で大事件発生!

そして迎えた義母の誕生日会。義母から私に連絡が入りました。すでに料理は義実家に準備されていたのですが、なんと義母は私の名誉のためにその料理をすべて捨てたと言うのです。しかし、その料理は……。

 

実は、義父が義母のためにサプライズで、準備していた義父の手料理。義母から誕生日の料理を頼まれたとき、夫から義父のサプライズ計画を聞き、義母には『義父が料理を作る』ということを内緒にしたかったので、私が料理を引き受けるという形にしていたのです。

 

今朝は、夫が義母を呼び出し、誕生日プレゼントを購入するため外出。その間に、義父はひとりで一生懸命、義母のために料理を作ったのです。その料理を義母はすべて捨ててしまいました。

 

計画では、夫は誕生日プレゼントを購入後、義母と別れ私と合流しケーキを購入。義父は義母の外出中に料理を作り、義母が帰ってくるのと入れ違いで外に出て、私たちと義実家の前で合流後、3人で中に入りサプライズという予定でした。

 

しかし義母は、帰宅早々テーブルに用意された料理をすべて捨てて、夫と義父と3人で義実家の前で最終打ち合わせをしていた私に「捨てといたわ」と連絡してきたのです。

 

義父は、自分の手料理を捨てられたと知り大激怒。義実家に入るなり自室に閉じこもってしまいました。夫が義母に事情を説明すると、義母は慌てて義父の部屋のドアを叩き謝罪。義父は出てきませんでした。

 

夫から、義父が一生懸命作った料理を捨てたことを責められた義母。すると義母は、私が作ったと思ったと言い訳。いくら嫌いな相手(私)が作ったとしても、食べ物を粗末にするなんて……。それに、そもそも私に料理を作るよう言ったのは義母です。つまり初めから私に作らせて捨てるつもりだったのでしょう。

 

「マズい料理を出して恥をかかないようにしてあげた」と言い訳する義母に、夫が声を荒げました。「嘘だろ……まさか味見もしないで捨てたのか!?」と夫が怒鳴ると、ビクビクしながら、食べてマズかったから捨てたと言う義母。

 

しかし、義父の料理がマズいはずがありません。義父は日ごろから料理を作っていて、夫も義母も義父の料理は何度も食べてきたのですから……。

 

 

嫉妬でそこまでするとは…

「ひと口でも食べたのならわかるだろ!? 父さんの料理がマズいわけないだろ!」そう言って怒りをあらわにした夫に観念したのか、義母は「食べたらおいしかったから捨てた」と白状。自分の料理より嫁の料理がおいしいなんて言われたら、自分の立場がなくなる……と本音を漏らし、義母は怒り始めました。

 

息子にとって自分の料理が1番のはずなのに、最近の夫は私の料理をほめてばかりいて、それが気に入らなかったと義母は逆ギレ。「嫁のくせに料理上手だと得意な顔をするなんてかわいげのかけらもない! どうして姑をもっとたてないのよ!」と義母は私に怒鳴りました。

 

夫も私もあきれてしまい、あ然としていると、私たちの話を聞いていた義父が部屋から出てきたのです。そして義母の話を始めました。実は、結婚したばかりのころの義母はまったく料理ができなかったそう。祖母(義父の母)に厳しく教えられ、なんとか料理をしていたようですが、正直飲み込めないほどひどい料理が出てきたこともあったと義父は言います。

 

しかし義父は、どんな味でも見た目でも、食材と作ってくれた義母への礼儀だと思い、すべて食べて、捨てたことはなかったと話しました。そのため、どんな理由があろうと、義母が料理を捨てたことにものすごく怒ったのです。

 

さらに義父は「お前の誕生日会のためにみんなが協力してくれたのに、その結果がこれなのかと……」と心底がっかりした様子で、もう顔も見たくないと義母に告げました。

 

結局、義父母の仲にはこの日を境に亀裂が入ってしまい、日を追うごとに関係は悪化。離婚には至っていませんが今では家庭内別居状態で、関係の修復は難しそう。夫もあの日以来、義母とは距離を置いているため、必然的に私が義母と関わることもなくなりました。

 

私は義母からいびられることがなくなり、今は平和に過ごしています。義父とは良い関係を続けており、ときどき手料理をおすそわけし合っています。義父はすっかり料理にハマって、めきめきと腕を上げています。

 

◇ ◇ ◇

 

何ごとにも得意不得意はあるもの。それに難癖をつけて相手をおとしめようとするだなんて……あきれてしまいますね。それに、いかなる理由があろうとも、食べ物を大切にできないのは感心しません。料理を作ってくれる人の向こうには、食材を育てる人、それを私たちの手元まで届けてくれる人など、たくさんの人たちの努力があってこそ、私たちはおいしい料理を食べられているのです。当たり前と思わず、感謝を忘れないようにしたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

続いては、食卓で陰湿ないじめを繰り返す義母のエピソードです。嫌がらせを楽しむ義母が編み出した、衝撃の手法にあぜん。夫は助けるどころか、一緒になって楽しむ始末。卑劣な親子の末路とは……!?

 

 

「今日は大量ワサビ♪」ロシアンルーレットおかずで私をいびる義母。毎回ハズレの私…離婚宣言すると?

嫌がらせ義母

 

結婚を機に、夫たっての願いで義母と同居することになった私。同居にはあまり乗り気はしていませんでしたが、ひとり暮らしの義母を心配する夫の気持ちも理解できるため、同居を受け入れたのですが、私を待っていたのは嫁いびりの毎日でした。

 

私たち夫婦は共働きですが、家事は女の仕事だという義母は夫に家事をさせません。私は、ほとんどの家事を押し付けられ、ことあるごとに「生意気だ」「私の言うことを聞け」などと暴言を浴びせられ、夫との離婚をほのめかす発言までされ……。

 

買い物のたびに義母から頼まれる、からしとわさびのチューブ。その使い道を知っているだけに、私はいつもそれを買うのが憂鬱でした。週に3回ほど義母が夕食を作ってくれるのですが、私にとってはそれが何よりも苦痛でした。

 

義母が作る料理には、おかずの中に大量のからしやわさびが仕込まれています。いわゆる『ロシアンルーレット』形式で、私は辛いものが苦手なのにいつもハズレを引かされます。やめてほしいと訴えても、義母はまったく聞き入れず……。

 

 

地獄のロシアンルーレット

ロシアンルーレットとは本来ランダムのはずですが、不思議なことに、ハズレを引くのはいつも決まって私でした。辛さに苦しむ私を見て、義母と夫は楽しそうに笑っています。2人は先に自分のおかずを取ってしまい、私には残り物しか選ばせません。明らかに、意図的に私にハズレを引かせているのです。

 

辛いものが苦手なのでやめてほしいと何度もお願いしましたが、そのたびに「ハズレを引くのは偶然でしょう?」「大人なんだから好き嫌い言うんじゃないわよ」と言われ、取り合ってもらえません。義母は「みんなで楽しく食卓を囲むためのお遊びよ」と言いますが、嫁いびりに他なりませんでした。

 

私がおかずはいらないと断ると、みそ汁に大量のわさびを溶かされ、それならばと、夕食作りをすべて私が担当すると申し出ましたが、「共働きの嫁にすべてやらせるなんて申し訳ないわ」と、表向きは遠慮するような言い方で拒否されました。

 

どうにかして義母の料理を避けたい私は、残業を理由に私だけ夕食の時間をずらそうと思い、夫と義母に先に食べるよう伝えました。しかし、それにも「一緒に食べたいから待っているわ」と返され、私のささやかな抵抗はことごとく封じられてしまいました。

 

 

どうせハズレを引かされる私は…

「今日のオカズにもハズレがあるの♡ 大量ワサビよ♡」
「誰が引くか楽しみね♪」

ある日、義母からわざとらしい連絡が来ました。どうせハズレは私に決まっているのに……。意地悪な義母にも、一緒になって笑っている夫にも、もう限界だった私は、大きな決断をしました。


「私だったら離婚します」
私がハズレを引いたら、夫と別れます。ハズレは私で確実なので、この日の夜で辛くて苦しい思いをするのは最後にします。

 

「え?」

私の宣言を聞いた義母は、離婚を待ち望んでいたはずなのに、なぜか慌て出しました。今夜はロシアンルーレットを中止し、話し合いをしようと言ってきたのです。

 

私は、義母のその申し出は受けることにしました。ただし、義母が思うような離婚を取りやめるための話し合いではありません。私としては、離婚するにあたっての条件を詰めるための話し合いのつもりです。

 

私は、これまで義母から受けたいじめや暴言の数々を詳細に日記に記していました。また、2人が私をいびって面白がっている様子が映された動画もたくさんあります。義母が私に何かを言ったりやらせたりして、私が苦しむ姿を夫は笑いながら撮影していて、その動画が共有で使っていた家のパソコンに残っていたため、確保してあります。

 

話し合いが始まり、私が離婚の意思を告げると、夫は「離婚したくない! これからは君の意思を尊重する!」と、義母は「あなたを大切にするわ」と言って、その日から1週間、すべての家事を2人でこなして、反省しているというような言動を繰り返していました。ロシアンルーレットも行われず、私にやさしくしてくれましたが、今さらもう遅いのです。

 

 

義母と夫が手のひらを返した理由

義母と夫が手のひらを返した理由については、後になって夫から聞かされました。私の収入が夫の倍以上で、現在住んでいる家も私名義で、私の独身時代の貯金で購入したもの。夫はその事実を義母に打ち明け、必死になって2人で私を引き止めにかかったのでした。

 

結局、話し合いはまとまらず離婚調停に移行しましたが、3カ月後には無事離婚が成立。私は相応の慰謝料も受け取りました。「あなたと離婚させて、息子には何でも言うことを聞く若い嫁をもらう」と以前は豪語していた元義母。お望み通り私たちは離婚しましたが、その後の人生は元義母の思い描いていた通りとはいきませんでした。

 

今では、元義母もパートに出て、元夫と2人でなんとか家賃と生活費を捻出し、狭いアパートでつつましく暮らしているそうです。一方私は、精神的苦痛から解放され、穏やかなひとり暮らしを楽しんでいます。しばらくは、この静かな生活を続けていきたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

理不尽な仕打ちに、耐え続ける必要はありません。自分自身の心と尊厳を守るための勇気ある決断は、穏やかな未来へ繋がっていましたね。相手への敬意を忘れず、誰に対しても思いやりを持って生きたいものですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

「嫁いびり」までいかずとも、義母との関係に頭を悩ませている人も少なくないかもしれません。せっかく家族になったのに、いい関係を築けないというのはつらいですよね。

 

嫁の料理への嫉妬からとんでもない勘違いと思い込みで暴走する義母。息子と結託して陰湿ないじめを楽しむ義母。どちらの義母も強烈でした。

 

家族とはいえ、いや、家族だからこそ、相手を尊重し思いやることが大切です。心ない仕打ちに耐え続けるのではなく、勇気を持って反撃したり、自分自身の尊厳を守るために「別れ」を決断したことは、すばらしい選択だったのではないでしょうか。食べ物への感謝も、人への敬意も忘れずに生きていきたいものですね。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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