義母の手作り煮物に衝撃を受けたワケ
お昼に義母が手作りの煮物を出してくれました。煮物は得意料理で、「食べると元気がでるわよ」とにこやかに言う義母。たしかに見た目はとてもおいしそうで、ほっとした気持ちで箸を取ったのですが……、ひと口食べた瞬間、驚きました。
砂糖が想像以上にたっぷり入っており、甘さが口の中で跳ね回るほどだったのです。
え、あ、甘い! これはおかずだよね……? まるでおやつのよう……?
普段あまり甘い料理を食べない私にとっては衝撃で、思わず顔がこわばってしまいました。
しかし義母の笑顔を見るとても「甘すぎます」とは言えず、「……ありがとうございます!」と笑顔を作り、お茶で流し込むようにして、なんとか完食しました。
義母の「元気になってほしい」という気持ちはたっぷり伝わってくるだけに、残すに忍びなかったのです。
あの衝撃的な甘さは忘れられませんが、義母の「元気になってほしい」というやさしさは本物だと感じています。ただ、やはり味覚の違いは大きいので、後日、義母の料理は「今日はどんな味付けですか?」と確認しながらいただくようになりました。
あのときは義母の気持ちを考えて無理をしてしまいましたが、その経験から、これからは、義母の好意はありがたく受け取りつつ、無理はしないというバランス感覚が大事なのだと学んだ気がします。そして何より、夫には「私は甘すぎる煮物が少し苦手で……」と事前に伝えておき、さりげなくフォローしてもらうことの大切さを痛感した出来事です。
著者:百瀬瞳/30代女性/2人の子どもと夫の4人暮らしのママ。手芸が好き。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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