ワンオペ育児にモヤモヤ
2人の子どもの面倒を見ながら、家事と育児に追われる毎日を送っていた私。夫は毎朝7時には出勤し、帰宅は23時ごろと家事や育児をする余裕はありません。とはいえ、2人の子どもの面倒を見ながら家事をひとりでこなすのは大変で、私はワンオペに疲弊していきました。
夫に質問をぶつけると
ワンオペで家事や育児をこなす状況にモヤモヤした気持ちを抱くようになった私は、何度も夫に相談をしました。例えば「少し帰宅時間を早くすることはできない?」「育休をとることはできない?」などです。
しかし、何度話しても「できない」「今、仕事が山場で頑張りどころだから」と言われてしまいました。夫が頑張って働いてくれているのはわかっています。ただ、私がひとりで家事や育児をしていることが、どれだけ大変なことか、夫はわかってくれているのだろうか……。そんなモヤッとした気持ちになっていた私は、思い切って夫に尋ねてみることにしました。
「1人で家事や育児をしているとき、私がどんな思いで過ごしていると思う?」と。
衝撃の回答が…
毎日のワンオペ状態にモヤモヤしていた私は、どんな答えが返ってくるのか少しドキドキしながら夫の言葉を待ちました。すると、夫の返事は「俺に会えなくてさみしいと思ってる」というもので……。
私は夫の予想外の答えにあ然としてしまいました。
「ワンオペ育児の大変さ、やることが多くて人手が常に足りない状況」という私のモヤッとをまったくわかってくれていなかった夫。ワンオペでおこなう家事や育児の大変さへの想像力が欠けていた夫に、私は呆れてしまいました。
それ以降、ワンオペで家事や育児をこなすことがいかに大変なのか、夫に繰り返し説明するようになりました。その結果、ようやくわかってくれたのか、現在では「少しでも早く帰れるときは帰れるようにする」と言ってくれています。夫の考える現状と私が感じている現状とのギャップに、とても驚かされた出来事です。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:かたくりこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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