

結婚して夫の名字を名乗るようになると、夫の名字の珍しさに驚かされる日々が始まりました。結婚報告の際には必ず「どこ出身?」「漢字はどう書くの?」と尋ねられ、説明に時間がかかります。電話での各種手続きの際は、名字を1文字ずつ聞かれワタワタしてしまったことも。
そのとき、夫がレストランなどで、ありふれた名字を使っていた理由に気づいたのです。
珍しい名字ゆえに、伝える側も伝えた側も戸惑ってしまうことが多く、夫は相手を困らせないように、本人確認が必要ではなく、「本名を伝えなくてもよい場面」「でも名前を書かなければいけない場面」では偽名を使っていたことがわかりました。
交際していた際は、そこまで珍しい名字だとは思っていませんでしたが、結婚後に夫の名字を名乗るようになると、その珍しさを実感することになりました。私も「本名を伝えなくてもよい場面」では旧姓を使おうと思った瞬間でした。
著者:そうとめ坂かおり/30代女性・新婚ホヤホヤ。マンション購入のために、毎週モデルルームを見学中。
作画:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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