ゆうこさんは母親のこれまでにない姿を見て困惑し、この先の里帰りさえ不安に感じています。
母のおせっかいに心がザワつく









出産後、個室に移動したゆうこさん。
写真の件でふてくされていた母親の機嫌もようやく直り、ゆうこさんはほっと胸をなでおろします。
ところが、部屋を出ようとした母親が、突然ニコニコしながら手渡してきたのは、退院時に着せる赤ちゃんの洋服だったのです。
ゆうこさんは、あらかじめソウタさんと一緒に退院着を準備していたため、思いがけない母親の行動に、言葉を失ってしまいました。
出産という大きな節目の中で、ほんのひと言の伝え方が、お互いの思いをすれ違わせてしまった瞬間でしたね。
「良かれと思って」が、ときに相手を戸惑わせることもあるということ。 初孫を前に、何か特別なことをしてあげたくなるのは自然なことですが、その前に、娘夫婦の意向をひと言確認しておくだけで、印象はまったく違っていたでしょう。
“してあげる”ではなく、“出番を譲る勇気”も愛情のかたち。
母から祖母へと役割が変わるとき、その一歩をどう踏み出すかが、これからの関係を穏やかに育てていく鍵になりそうです。
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ミント
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